◎ディフェンスインパクト
ケンリッチとカルーソを並べたスーパースモールでなんでも守れてしまうサンダー。それでいてヨキッチ対応にはハーテンステインが起用され続けており、どうにもホルムグレンの信用度がイマイチな感じがします。
また、スーパースモールに比べるとホルムグレンのワンビッグは、やっぱりスペースを消しに行く速度が遅くなってしまう。1人余らせるようなディフェンスシステムではないだけに、ちゃんとチェイス&カバーしないといけないのは、ホルムグレンには厳しいだろうしね。
オフェンス同様にポジショニングの甘さとローテの判断に微妙な面が出てしまうディフェンスですが、それでもガード相手のドライブについていって最後にブロックで止める能力は魅力的。要するにフットワークで抜かれていると思いきやブロックしてしまう摩訶不思議さを持っています。
ウェンビー同様に異次元の高さと腕の長さなのに、フットワークでも追いかけてくるので常識外のブロックをしてしまうホルムグレン。ウルブズのビッグたちがフィジカルで押し込んでこないのでワンビッグとして良いリムプロテクターになっています。
ここは相性だし、ランドルにはマッチアップさせず、マクダニエルズ担当にするなど、サンダー側の細かい工夫も効いています。細かく工夫してもらう必要はあるってことだ。
〇DIFF
3P △0.8
2P △7.9
シーズン中は+4.0もあるなど3Pを守り切れていない状況もでています。距離をあけすぎているってことです。ゴール下まで追いかければ強みがあるのだから、もっとショーディフェンスの能力を上げれば良さげ。とはいえアントマン相手にそれは厳しいかも・・・。