あぁなんと難しきダイナスティ

セルツに続いてナゲッツも破れ、残った4チームは優勝から遠く離れていたチームばかり。間違いなくニューチャンピオンが生まれることとなりました。

思えば2年前にナゲッツが優勝した後でマイク・マローンは「ダイナスティ」と高らかに宣言し、その言葉には信ぴょう性がありました。そして今シーズンもナゲッツのスターターは凄まじい強さを発揮していたのですが、あまりの層の薄さに崩壊。

高額サラリーのスターターに6thマンアワードを含めた8人ローテで、まだまだ若さも保っており継続したチーム作りの中で、同じことを続けて連覇を目指していたセルツはテイタムとブラウンの両方がケガしていたという満身創痍での敗退。

あぁなんと難しきダイナスティ

史上最高クラスのバスケ星人がいても連覇すらかなわず、バスケの国アメリカのスーパースターコンビでも力尽きる。レブロン&ADの時代も来なければ、進化するモンスター・ヤニスは収去に悩み、ヤングコアと2度目のカリー王朝も到来せず。ファイナルMVPが出ていったラプターズは別としてもみんなダイナスティは作れない。

サンダー、ウルブズ、ペイサーズ、ニックス
知っているかい?この中で3年前のプレーオフに出ていたのはウルブズだけ。4年前はニックスだけだ。

バックスが優勝した4年前。ウォリアーズが優勝した3年前。その頃はプレーオフで勝てないどころか出ることもなかったチームたちがカンファレンスファイナルを戦うんだ。

今年優勝したチームだって3年後にはウェンビーにボコボコにされているかもしれない。いや、来年にはカニングハムに全てをかっさわれているかもしれない。

あぁなんと難しきダイナスティ。本当の敵は今はまだ見えないところからやってくるんだ。

あぁなんと難しきダイナスティ” への5件のフィードバック

  1. ハードキャップじゃないけどサラリーキャップが機能してるのは全体で見ればいいことなんでしょうね

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA