日本が連敗してのゲーム3です。負け方は大体同じ。それってシンプルに実力差じゃんって思ってしまうけど、その中で気になるのは試合終盤に押し切られることであり、日本のプレータイムが長いこと。いっても世界大会に繋がる試合ではないし、日本代表というか大学選抜なのでプレータイムシェアすればいいわけですが、主力に集中してしまうからスタミナ負けしている印象です。
あと、その中に小澤も混じるわけですが、ベンチから出して一番プレータイムが長くなったりするんだけど、それって普通は「ベンチスコアを保つため」なのに、シェアしていないんだから特に意味がなさげ。果たしてその心は何なのか・・・ってのはわからないで終わるし、どっちでもいいのですが。
そしてこの第3戦で韓国はスターターを変えてきました。出番が少なかった選手中心の試合にするようです。3日間の連戦だしね。日本は2試合と同じスターター。なんというかシボドー理論(日本)が勝つのか、スティーブ・カー理論(韓国)が勝つのか。そんなマッチアップですよ。
◎1Q
カメラで抜かれるたびに小中学生みたいな顔をした韓国の選手が気になっていたのですが、試合に出てきたらセンターだった。ここのポストに預けてオフボールムーブからのカッティング合わせ、さらに自分でアタックしてのフックと意外な存在感を発揮して試合が始まります。明らかに連携が慣れていない感を出している韓国なのですが、慣れていないだけでやることやれている。合わないことも多い。
これに対して日本は渡邊の3P連発で始まるし、インサイドに行くと囲まれるのでなんだかな。さらに渡邊のレイアップが豪快にブロックされます。足が動いているのは元気な韓国。連携が足りないのは主力で揃えている日本。
それでも日本はハイプレスで自由を奪っていきます。頑張るね。そして渡邊の3P2本でリードも奪う。で、渡邊が下がると3Pがなくなるという構図でオフェンスが止まります。センター抜けたら打ちやすいポイントがなくなったってことですが、小澤も出てこないので広げるシューターがいなくなってしまった。
さて、2試合通してオープン3Pを外していく韓国。選手は変わったけど傾向は変わらず、日本は助かっていきます。そして日本も速攻でクソパスだすので点差も広がらない。狙いが良くわからん日本オフェンスってのはトランジションでもでるのかい。
そんなわけで両チームが点を取れない1Qになっていきました。韓国が速攻レイアップをミスしてくれたので、カウンターから日本が速攻決めてリードは得ているぜ。さらに戻ってきた広瀬と渡邊が3Pを決めてこの大会で初めて明確なリードを奪ったぜ。8点差。
最後にちょっと追い上げられて20-14。渡邊が3本も3P決めたことを考えると物足りないかな。
小澤って聞き覚えあるなと思ったら何年か前のU19だったかで注目されていた選手か。順調みたいでよかった。