さようならレイカーズ’25 ?

ウルブズに1勝しかできずに敗れたレイカーズ。とはいえ、ある程度は想定できた結末であり、ドンチッチが加わってからの期間も短いことから、これといった感想はなかったりします。戦力とバランスを考えれば致し方ない結末だし、むしろ3位になれたことがビックリ。プレーインといっても48勝なので勝率の差はなく、レイカーズが8位であった可能性も十分にあったわけだし、よくできたシーズンだったと思うけどね。

また、JJレディックについては、HC未経験のダービン・ハムで失敗した直後に、コーチ未経験のレディックにしたのだから、早々に結果が出るという計画ではなかったはず。(そういう計画していた可能性も高いけどね)コーチ未経験のレディックで50勝したのだから大成功じゃん。という大前提がありつつも、やっぱり気になる点も露出してしまいました。

そんなわけで今回は基本的に「成功のシーズン」と位置付けたうえで、プレーオフという場で勝ち進むのには戦力不足であった部分に触れていきましょう。

◎ゲーム4の恐怖

なんといってもゲーム4の後半にドンチッチ、レブロン、リーブス、八村、フィニースミスを24分間起用し続けた問題があります。「元気な方が強い」ってことは、オールドタイプのコーチ以外には浸透していることだと思っていたのに、解説者あがりで恐怖の交代なし作戦をしいてきました。

なんせレディックといえばレブロンと同じ40歳。自分が24分間コートに立ち続けることも想像できなかったのかなーというね。他にもバックスがオーバータイムで完全に足が止まっていましたが、大前提としてスタミナ問題が発生してしまい、見事に逆転負けを食らっています。

ただ、レイカーズの場合は単なるスタミナ以外の問題があります。

ドンチッチ、レブロン、リーブスと並べた時のディフェンス問題を無視してまで起用する意味はあったのか。(ちなみに八村がいると数字は悪化する)

ウルブズのビッグラインナップに対してスモール戦術オンリーでいいのか。

狙われ続けるリーブスを放置していいのか

総じてレディックは『固定化されたパターン』でゲームプランを組むタイプってことがハッキリしました。試合展開に応じて采配を変更する柔軟性よりも、自分が信じた形で戦い抜くことを選ぶHCってことです。それは相手を見て判断するよりも、自分たちを見て判断したいタイプってことでもあります。

それって相手関係なく同じディフェンスしていたダービン・ハムと似たようなもんじゃん。ハムはディフェンス重視だったけど、レディックはオフェンス重視担った違いくらい。でも、終わってみれば点が取れなくて負けているしな。

後半24分フル出場させたことは、反省すれば簡単に解決するわけですし、実際にゲーム5は交代させているわけですが、本当に恐ろしいのはスターターがオフェンス担当、ベンチがディフェンス担当という使い方をしているにもかかわらず、レディックは展開による選手交代を放棄したことです。

思えばそういう要素って節々に出ていたよね。

さようならレイカーズ’25 ?” への1件のフィードバック

  1. レイカーズはスモールの経験値が足りなかった。ADがいなくてスモールなら、DF Rebは4人以上がボックスで必死に取らないといけなかった。編成としては、リーブスをトレードしてDF、Rebできる選手ほしい。人気が高くても、フィジカルが弱すぎるリーブスを出せないと、来年以降もプレーオフは厳しい。

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