◎プライド
近年は欠場が多いバトラー。だからこそヒーローへと移行するべきだし、年齢的にも限界が見えている中で、、、ってのもわかる。まずは直近のバトラー出場試合の成績を見てみましょう。
〇成績(欠場数)
24-25 12勝10敗(10)
23-24 33勝27敗(22)
22-23 35勝29敗(18)
こうみると欠場数よりも勝率の方が問題です。バトラーがいても勝率は5割を上回る程度。もちろん、この勝率がバトラーの価値ってことではないし、バトラーの責任ってことでもありません。問題なのは
トップチームになるためには変革が必要
ということです。バトラー中心で勝つための補強をするもよし、アデバヨ中心で考えても良し、ヒーロー中心で考えても良し。個人的には「ヒーロー中心」ってなにも思い浮かばないので厳しいと思いますが、年齢面と今シーズンのスタッツを考えると、そういう方向性に行くのは理解できます。
例えばバトラー中心で考えたときに
①ゲームメイクするPG
②シューティング能力のあるウイング
この2つを手に入れるというチョイスもあります。かつてのドラギッチ役とバトラー&アデバヨに不足しているシューティング能力を持ちつつ、ディフェンスも出来るウイングを連れてきましょう。それをヒーローとロジアーを放出して手に入れるのがミッションです。
ただし、バトラーの年齢も考えると長くて3年間が勝負。その先の指名権を放出してまでWinNowにはなれないでしょう。かなり難しいミッションな気がします。ディアンジェロとキャム・ジョンソンを指名権なしでとるような感じ。
一方でヒーロー中心で考えたときには
①フィジカルなディフェンスが出来るPG
②マルチタスクをこなせるウイング
こんな感じになりそうです。②はシューティングがあるならセンターでもいいかもね。
こっちの場合、①はスマートみたいなタイプになり希少性は高そうですが、②はハケスみたいなのを集めるイメージなので、それなりにどうにかできそう。何より長い目でみれるので若手の成長込みでトレードに動けます。バトラーだして若手を手に入れる方がミッションとしてはやりやすい。
まぁどっちもイーストのトップになれる気はしないけどね。ちなみにヒートにとってベストなシナリオはこれだと思っている。指名権1つじゃネッツが納得しないだろうけど。
ロケッツだとイーソン&ウィットモアに指名権がマックスだろうから、若手に切り替える意味ではいいけど、長い目で見ることになるしね。
どうにかするしかない状況においては、バトラーを出した方が対価を得やすいし、失敗してもやり直しが効く。そんなことをフロントが考えていたら、バトラーのプライドに触ってしまったんじゃないかね。とはいえ、そんなタイミングで試合に出ないことになったバトラーってのも噂を加速させてしまったね。
20年 ファイナル
22年 カンファレンスファイナル
23年 ファイナル
「プレーオフに強い」ということが「結果を出している」ともなり、ヒートの問題を難しくしています。21-22シーズンは53勝したけど、そこからの2年で勝率6割に届かず。でも、翌年にファイナルへ進んだことが、ややこしくなっています。
「バトラーをトレードに出すかどうか」よりも「イーストのトップチームになるために必要なことは何か」ということから見直す段階。でも、「オレたちはトップチーム」というプライドもあるから・・・だろうなー。
バトラーへの役割変更要求も、チームが変わるためには必要なこと。それを受け入れるにはバトラーのプライドは高すぎるし、かといって納得できるだけの論理性もなさそうだし。
「オレたちはトップチーム」というプライド
今すぐにそんなものは捨てて欲しいもんです
ヒートカルチャーってのは組織作りの1本柱として確かに良い結果(2度のファイナル進出)をもたらしたと思います、それは間違いなかったハズです
ただそのヒートカルチャーって名前の1本柱は
小銭稼ぎにしか興味のないオーナー
プライドと口だけは立派な球団社長
イエスマンしか居ない球団内部
いつまでもスモール一辺倒のHC
完全に腐り切りました
もう十分なので、腐った柱と腐った柱で支えてたボロ屋を更地にして、もう終わりにしてくれと切に願うばかりです
以上ヒートファンからでした