ペイサーズとの試合後の会見でバトラーが「ヒートでは上手くいかない」的な発言をしました。あくまでも「的な」であり、トレード要求ってわけではありませんが、これまでの流れから実質的なトレード要求とみられています。
バスケット・カウントの記事で時系列にしてみると、
12月の初めにシェイムが「バトラーのトレードが検討中」と報道し
バトラーの代理人が「ふざけんな。」と反論
12月の終わりにはパット・ライリーが「トレードしないよ」と発言しています。
しかし、そもそもトレードの噂が出てきた時点で何かしらのジャブが放たれたと全員が考えており、その先にはトレードバリューを下げないための動きが行われたという見方が自然です。ただし、初めの段階ではトレードの可能性が高かったかどうかは不明。5%くらいの検討段階だったかもしれないし、本気だったかもしれない。それがいろいろと続くと本気になってきたってことさ。
さて、今回のバトラーの発言は微妙なものでした。その内容はバスケット・カウントの記事が一番わかりやすい。ペリカンズ戦で復帰し、ペイサーズ戦と2試合をこなした直後の会見でのコメントは『自分の役割への不満』が最大の要因に見えるし、そこがチーム側も悩ましいのでしょう。
バトラーは「バスケをプレーする喜びを取り戻したい。ここではコート外では幸せだけど、コートで支配的な存在に戻りたい。思う存分プレーしてチームの勝利に貢献したい。今はそれができていない」と言い、その方法について「それが何であれ、すぐに分かる」と不穏な発言をした。それに続けて「コートに戻れば喜びを取り戻せるだろうか?」と問われると、「おそらく無理だね」と答えている
これらはあくまでも
・思う存分プレーできてない
・ヒートでは喜びを取り戻すのはムリ
という内容であり、プレー面での不満です。そしてトレード先について「優勝候補に行きたい」なんていうクライングベイビーな発言をしているわけでもありません。完全にチームの方向性と合わないのが気に入らないという感じ。
まぁこの記事にほぼ書いてあるわけで、この内容を無理くり膨らませていきましょう。まずはペリカンズ戦とペイサーズ戦についてのスタッツを振り返ろうかな。
〇ペリカンズ戦
24分44秒
2P2/3
3P1/2
FT2/2
9点
2アシスト
4リバウンド
まぁまぁのスタッツですが、14点差で始まった4Qに出番はありませんでした。ヒーロー、ヨビッチ、ハケスといった若手中心でクロージングしています。それはバトラーに対するメッセージとしては十分だったのでしょうね。
〇ペイサーズ戦
26分31秒
2P2/4
3P1/2
FT2/29点
4アシスト
2リバウンド
続くペイサーズ戦も4Qに出番はありませんでしたが、こちらはブローアウト気味の試合であり、4Qはウェアが得点を奪って追い上げており、出番がなかったのはアデバヨも同じ。3Qまでにこれだけのプレータイムを与えているのだから、中心的な役割から外されたというには長すぎます。
そんなわけで主役の座を外されたという指摘はわかるけど、10日間とはいえロスターから外れていた選手が僅か2試合でそこまで言うのかって気もします。ある意味で一連のトレード騒動からはじまった鬱憤が、実際の試合でわかりやすく表現されてしまったって感じ。フロントの思惑通りなのかとすら思わせる流れだ。
「オレたちはトップチーム」というプライド
今すぐにそんなものは捨てて欲しいもんです
ヒートカルチャーってのは組織作りの1本柱として確かに良い結果(2度のファイナル進出)をもたらしたと思います、それは間違いなかったハズです
ただそのヒートカルチャーって名前の1本柱は
小銭稼ぎにしか興味のないオーナー
プライドと口だけは立派な球団社長
イエスマンしか居ない球団内部
いつまでもスモール一辺倒のHC
完全に腐り切りました
もう十分なので、腐った柱と腐った柱で支えてたボロ屋を更地にして、もう終わりにしてくれと切に願うばかりです
以上ヒートファンからでした