グリズリーズとネッツでドリアン・フィニー・スミスのトレードが決まりそう、という報道が出た直後にレイカーズとネッツでトレードが決まりました。割とビックリというか、噂流させて焦らせたのかなーって感じですが、その割には大したことないトレードでした。
〇レイカーズへ
フィニー・スミス
シェイク・ミルトン
〇ネッツへ
ディアンジェロ・ラッセル
マキシウェル・ルイス
2巡目指名権×3
レイカーズサイドでは噂されていたフィニー・スミスを無事にゲットしたわけですが、それよりキャメロン・ジョンソンの方が必要なタイプに思えますが、そちらは高すぎて手が出なかったのか何なのか。あるいはネッツは他の売り先との交渉が進んでいるのかもしれません。
〇レイカーズのレーティング
オフェンス 112.5
ディフェンス 114.9
現状、レイカーズは攻守に問題がありますが、特にディフェンス面は重傷です。ここを改善するためのトレードってことですが、その中でもトランジションとインサイドに課題があります。
〇ペイント内失点 52.0(27位)
〇速攻での失点 17.5(26位)
〇セカンドチャンス 14.6(21位)
速攻を食らうからペイント内失点が多いし、オフェンスリバウンドをとれらるからペイント内失点が多くなっています。「ディフェンスの改善」といっても個人が守れるかどうかよりも、攻守の切り替えでのセーフティーやハードワーク、時には自分たちがオフェンスリバウンドに飛び込んでカウンターをさせないこと。
〇ターンオーバーからの失点 17.5(15位)
ちなみにレイカーズはターンオーバーからの失点はそこまで多くありません。レブロンがトップにいると周囲がフリースローラインからエンドラインの間にいることが多く、そのレブロンがドライブやジャンプシュートを打つと、ノーディフェンスのカウンターを食らうのが問題です。
そしてセカンドチャンスでの失点が多く、リムプロテクトと同時にヘルプ&リバウンドをキープする必要があります。わかりやすくビッグの仕事ですが、ここにはADがいるので問題はウイングのリバウンド力になります。ディフェンスリバウンドが3.7しかない八村の問題でもあります。
トランジションディフェンス
ADが引き出された時のヘルプ
ディフェンスリバウンド
これらを解決するためにディフェンシブなウイングが欲しく、そこにフィニースミスを連れてきたということです。特に「ADが引き出された時のヘルプ」は最重要課題になっており、ローテディフェンスでカバーに来てくれるフィニー・スミスはバッチリな補強です。
一方でガードでもウイングでもセンターでも、どのポジションが相手でもエースキラーをしているフィニースミスなので、レイカーズの弱点であるガード相手のエースキラー役をやるかもしれません。そうなるとヘルプの部分は解決しないので、起用法によっては想定した改善が行われない可能性もあります。結局は八村がもっと頑張れって感じですが、だからこそ八村をトレードに加えるのは嫌なんだとも思うしね。
ちなみにネッツは相手のオフェンスリバウンドを9.7に抑えており、これはマジックに次いで2番目に少ない数字です。セカンドチャンスを塞ごうぜってね。ただし、フィニースミスのディフェンスリバウンドは3.0なので、あくまでもチームリバウンドがもたらした結果です。
多くの噂が巻き起こる中、D-loおかえり!
チーム再建、クーパーフラッグチャレンジは分かる、しかしショーンマークスよ、ここでしばらく眠ってくれんか…。こっちはいいパスから生まれる面白バスケが見たいんよ…。ダメ…?
個人的には「レイカーズ、ありがとう」ってトレードでした。が…まだ動かされますかねえ…。
D-loをPG、4番辺りにベンシモンズで、シモンズのリハビリにならないかな…。
とにかく、なんか言いたいこと多すぎるトレードでした。
セクストン、ケスラーの周辺が騒がしくなってますね。
八村+サラリー合わせ+1巡目2本⇔ケスラー、セクストンこれだとエインジはまだ門前払いにしそう。
ケスラーの価値をトレード時のゴベアと同じくらいに設定してレイカーズ当て馬にTDLの動き進めてて、八村⇔セクストンorJCくらい軽くリモートワークでコーヒー片手に聞いてそう。