ホーネッツの新戦術に未来はあるのか

◎修行なのか

そんなわけで前回から続く通りにホーネッツは新たな戦術でラメロを輝かせることに成功しており、そこにミラーやサルーンも追随させています。主役のスコアリング仕事と、わき役のハードワーク仕事が分類されたことで、ジョシュ・グリーン、グラント・ウィリアムス、コディ・マーティンなどの特徴も出ています。そういう意味で新戦術の意味は分かるよ。

しかし、この形で勝利を求めるには足りない要素が多い。

その足りない要素を埋めに行って勝利を目指すのか。あるいは今はハンドラー陣のスコアリング仕事の精度を上げるための修行期間であり、その次のステップは別に用意しているのかもしれません。少なくともラメロとミラーはドライブからのフィニッシュ力を向上させる必要があり、そこが改善するならば今の路線でも可能性が膨らみます。

あるいはディフェンスが上手くいっていない部分をケガ人が戻ってくれば修正する自信があるのかもしれません。ニック・リチャーズのディフェンスに問題があり、センターを補強するだけで違うかもしれない。なおオフェンスならタウンズだけど、ディフェンスなら違うセンター欲しいしね。やっぱアデバヨか。

兎にも角にも、この状況ですべきことは個人のレベルアップです。

ラメロとミラーが共に30点取れるような形に持っていく。ラメロがリーグトップのスーパースターになる。まずはそこから・・・という感じ。修行期間。ただ現状のロスターはグッドプレイヤーがそこそこ揃っているので、彼らを上手く絡ませることも修行の一部の気もします。

ラメロのための戦術。ラメロがスーパースターになるための戦術。スーパースターが2人いれば形になるであろう戦術。スーパースターを活かすための戦術。

全てを否定するような戦術ではないのだけど、この路線はシーズン終盤にどこまで個人がレベルアップ出来ているかにかかっています。それを何シーズン待てるのかも含めてね。あるいはあくまでも修行用の戦術であって、個人にも戦術にも次のステップがあるのかもしれません。

ホーネッツの新戦術に未来はあるのか” への2件のフィードバック

  1. 読んだ感じではアデバヨとブリッジスをトレードしてウイングのアタックをミラーに増やさせるのがいい感じか
    ホーネッツはミラーがここに居たくないするまでがリミットだな

  2. これ見ると、いかに選手に運が必要か分かりますね。
    whynotさんがHCだったら、ラメロは外され、レブロンはシックスマン以下に追いやられるわけで。
    その代わりにwhynotさんが推す、現在は無名の選手がチャンスを得て出てくると。
    一寸先は闇、もしくは誰にでもワンチャンある世界…ですな。

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