◎スタミナ
「レブロンはいつでもトリプルダブル出来る」と嘯くファンがいますが、そのことはレブロン自身が否定するコメントをだしもしました。1試合ならともかくとして、毎試合のようにトリプルダブルを達成するには大きなエネルギーが必要です。
それもクラッチタイムになって理不尽速攻を繰り出すようなスタミナのお化けでなければ、シーズン平均トリプルダブルを達成するのは難しく、これだけ多くのトリプルダブルが生まれるようになっても、誰もウエストブルックの記録に並べていないことからもわかります。ヨキッチもスタミナすごいし。
結局のところ身体能力のお化けであるウエストブルックという人間の最も恐ろしいのは「スタミナ」です。NBAの中でも特別なスピードをもっているのに、スタミナまで異常なのはどういう構造なのでしょうか。スポーツマンNO1に出場したら全種目で優勝するんじゃないかってくらいだ。
31.6点
10.7リバウンド
10.4アシスト
1.6スティール
プレー精度が低い代わりに、どこでも手を抜かないハードワークの権化。今では主役の座から降りたのでプレー精度を上げて欲しいけど、最大の武器はスタミナであり、ひっちゃかめっちゃかにしてしまうことがウエストブルックらしさ。
ウィザーズ時代に得点を20点台に落としてのシーズン平均トリプルダブルを達成して以降、得点を控えめにしながらアシストはそこそこ稼いでいます。シュート精度の問題がなければ、割かし使えるんだけど、主役じゃなければ最大の特徴であるスタミナという良さは出てこなかったりするよね。
類稀なる身体能力を活かし、ゲームチェンジャーとなったMr.トリプルダブル。その凄味は戦術を変え、誰もがトリプルダブルを記録する時代へと変えることになったけど、未だに誰もマネできないことでもあるのでした。
最近は、精度の低さからネタにされることが多いので、こういった記事は嬉しい限りです。
理不尽速攻、一度だけ全盛期のウエストブルック現地で見れた時に、あれ、一人だけ1.5倍速?ぐらいに感じました。
why notさんの、ウェストブルックが先発出場した試合の戦績高いのなぜ?の解説記事が読みたいなあというこの頃です。
正直どうなるんだろう?というのが開幕前の気持ちでした。