MVP候補同士の対決。勝ちまくっているチームで偉大なエースとして君臨しているMVP候補と、苦しすぎるチーム事情なのに1人で勝たせてしまうMVP候補。より偉大なのはどっちだろね。ただただヨキッチが至高すぎるだけで、他のMVP候補たちも立派にMVPなプレーをしているのさ。
さて、ナゲッツはマレーに続いてゴードンも離脱。スタートにはウエストブルック、クリスチャン、ワトソンと並びます。明らかに戦力不足ではありますが相手がサンダーってことを考えると機動力とフィジカルのある選手が並んだのは良かったかもね。でも、やっぱり、しっかりとビハインドで始まる展開。
サンダーはウィギンズではなくアイザイア・ジョーがスターターに。これによって積極的な3Pアタックがとなり、ナゲッツがスピードよりもパスとシュートに困った形です。それはサンダーが成熟してきたからこそ相手をみた攻め方が出来たような。
すると早々にゾーンに移行したナゲッツ。狙いはよくわからん。ただただウエストブルックとワトソン、クリスチャンのペリメーターディフェンスが強烈。サンダーがドライブできないという事態が発生しました。スクリーンでマークを剥がしても、次に来るのが隣にいるガードだとスピードのミスマッチは出来ないよね。
ってことでシューティングのサンダー。決まればリードし、決まらなければ追い上げられるという展開になりました。ナゲッツのオフェンスはいまいちなので、サンダーのオフェンス次第です。
ナゲッツはクリスチャンやワトソンが良いカットプレーをするのですが、そもそも外への警戒が薄い中でのカットなので効果が薄い。かわりにMPJとクリスチャンが3Pを決め、あと1本3Pが入れば同点というところまで行きます。ドライブするスペースを貰えないから3Pのサンダーと、インサイドばかりでは攻めきれないから3Pのナゲッツでは意味が違うね。
そんなわけで、やっぱりサンダーの流れになっていくのですが、立ちふさがるというか、どうにか試合を壊さなかったのがヨキッチ。
サンダーが小さく守っているはずのペイント内でフィジカルを犯してパスを呼び込み、3人くらいに囲まれているはずがシュートに行ってしまう。パサーとしてでも、個人技アタックでもなく、センターらしいポジション取りで何とかカントカしてくれましたとさ。1Qは32-30でサンダーがリード。
〇1Qの3P
サンダー 6/14
ナゲッツ 3/9