ジャズvsブルズ

〇リバウンド

ブルズのリバウンドは全員が絡めるだけでなく、ジャズに取られそうなシチュエーションでティップアウトし、ガード陣が回収するような仕組みもありました。ゴール下そのものは強くないけど、リバウンドってゴール下に落ちてくるわけじゃないので、5フィート以上の回収率が高そうです。

ところが次第にジャズのオフェンスリバウンドが目立ち始めます。ケスラーの高さと運動量についていけず、コリンズの運動能力の方が目立っていきました。

最終的にリバウンドは49-36とジャズが圧倒しました。見たかったものが見れなかったのは、これまでの回収率が高すぎただけなのか。ブルズが克服すべき課題であるリバウンドは本日の試合では解決できていませんでした。

それでもよく動けているのは事実。ドノバンも酷使しがちなHCで、昨シーズンはリーグ最長のプレータイムはデローザンだったのですが、エースがいなくなったおかげでローテーションの人数は増え、運動量が上がった印象です。インテンシティが武器になったのはドノバンらしさであり、ドノバンらしいエースがながいプレータイムでは難しそうな武器でもある。

チーム全体のハッスルに加え、ホワイトが3Qだけで3本の3Pを決めたことでブルズが追いつきます。ただ逆転までいけなかったのはインサイドをコリンズに支配されたから。ベンチから出てきて3Q6分のプレータイムで11点を奪ったコリンズでした。こっちの方が元気。元気っていうか、選手としてのレベルが1つ上なのに、元気な状態でベンチから出てくるんだもん。

なんか「そろそろ勝とうかな」とでも言わんばかりのコリンズのプレータイムでしたよ。そしてコリンズが強みを発揮しやすい試合でもあった。

今シーズンのブルズはリバウンドだけでなく、試合のペースも大きく変わったことがハッキリと見て取れる3Qでもありました。デローザンがいなくなってギディが加わったぐらいのはずなんだけど、それにしても大きく変わったね。HC交代したわけでもないのにさ。

ジャズvsブルズ” への3件のフィードバック

  1. マルカネン、フォンテッキオ(もういないけど)を中心としたウイングビックが得点することに重きを置くことと、自分が得点することを優先して組み立ててそうなキヨンテ君をスタメンPGとして起用するのは合ってないような気がします。(抽象的ですみません)
    あとタイラーヘンドリクスが負傷離脱したのがイタイ。

    1. そこは昨シーズンはじめからの大きな疑問ですし、セクストン、クラークソン、THTとジャズのガードチョイスは微妙ですね。

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