さて、ウエストは中位陣の難しさも恒例です。イーストに行けば50勝できるチームが多いものの、いいかえればウエストのレベルにおいては勝ち負けが安定しないチームばかり。勝てる気もするし、勝てない気もする。良くも悪くも安定することが難しいチームたち。
◎キングス 48勝34敗
ちょっといい勝率に置いてみたのはキングス。理由は昨シーズンにプレーオフに行けなかったから。油断とかはないでしょ。シーズン序盤に勝ち切っておくことが最後に違いを生むと思うのです。でもプレシーズン全敗なんだよね。
デローザンを補強したことで、ますますディフェンスを捨てた感もありますが、頼るべき個人技アタックのポイントが増えたわけだし、プレーメイクの起点にもなれます。シューティングという不安はあれど、モンクの単独アタックになっていたベンチユニットを考えれば大きな力になってくれそう。
不安要素:サボニスとデローザン
果たしてこのコンビは機能するのかどうかがキングスの全てになりそうです。共にプレーメイクも出来れば合わせ役にもなれますが、共に3Pを打ち切らないタイプ。打たないわけじゃないけど打ち切らない。それがリズムを落とすのか、それともクドイオフェンスになってディフェンス力を上げるのか。(オフェンスの時間が長くなると、相手が疲れるのでディフェンス力が上がるのはあるある)
◎ウォリアーズ 45勝37敗
クレイ・トンプソンがいなくなったことでサラリーの余裕ができ、ヒールド、メルトン、カイル・アンダーソンと中堅どころを補強しました。スプラッシュブラザーズを継続できそうなシューターに、エースキラー役のディフェンダー、そしてインサイドのプレーメイカーというドレイモンドの代役もゲットしたのだから、チームバランスとしては向上しています。
カリーちゃん依存は変わらないけど、ポムジェムスキー・クミンガのどちらかが得点力を伸ばしてくれれば層の厚さアタックが出来て面白そうじゃん。
不安要素:スモール思考
層は厚くなったけど、帯に短し襷に長しのメンバーなので使い方は難しい。基本的にはディフェンス力向上を優先すればいいんだけど、ここにスモール思考という過去の成功がしがみつきそうなのが怖い。メルトン、ペイトン、ポムジェムスキーを並べちゃいそうだもんな。
◎ロケッツ 45勝37敗
今年もウォリアーズと競ったら面白いという理由だけで同じ勝率にしたロケッツ。ジャンプアップが期待されるシーズンではありますが、内弁慶であることが勝率を挙げていた面もあり、警戒される中でどこまで結果につながるか。ただ、謎のルール改正(ファールコールされない)の影響はプラスに働くだろうから、ロケッツにとってはやりやすいんじゃないかと。
若手の成長がチーム力を上げることになるわけですが、急激に成長する要素も感じていないので+4勝に留めています。
不安要素:不協和音
グリーン&シェングンの契約延長を先延ばししており、若手たちには競争を強いています。それは良いことなんだけど、同時にそろそろトレードってのもあり得そうな感じ。増えてきた若手を整理する中でぎくしゃく・・・はしないだろうけど、主役の座をめぐる戦いもあるかもしれないので。。。
キングスを少しいい順位にしていただき嬉しいファンです。
ただ仰るようにくどいオフェンスがプレシーズンはよく見られました。ハーダー離脱中ということもあり全く相手ディフェンスが外に広がりませんでした。
プレ1試合目にデローザンのオフボールからサボニスのハンドトスがめちゃいい感じだったのに、全くやらなくなりました。プレなのでいろいろ試していると信じたいのですが。
あとキーガンが仕事が多くて忙しそうです。
OKCは去年同様POでSGAが沼ると思うんで、そこを打開できる他のプレイヤーが出てくるのかってのは気になります
J_dubの個人技が伸びたりカルーソのハッスルだったり