◎プレーメイク
親善試合の後に「隠しておいた戦術があります」と言わなくていいことを言った河村。隠しておいたプレーコールは稀にみえられましたが、だからなんだったんだっていうね。
河村 26分
2P0/3
3P3/8
7アシスト
5ターンオーバー
この試合で目立ったのは河村のプレーメイク能力の低さです。ぶっちゃけホーキンソンへのパス以外は合わないことだらけ。そうなると河村のパスがいいんじゃなくて、ホーキンソンがキャッチしてくれるだけなんだよな。
問題は7アシストでも5ターンオーバーでもなく、8本の3Pアテンプト。多すぎるし、殆どが困っているからのディープ3Pでした。それが3本決まっているから許されるんだけど、困ることが多すぎます。同じ困るならば、八村や渡邊が最後にボールをもって困る形の方が良い。
全否定するようなプレーではないけど、肯定できる要素が少なかったプレーメイクです。しかし、ここには明らかに本調子ではなかった渡邊の事情と、チームオフェンスが下手な八村の事情もあり、河村じゃなければ上手くいったかといえば、そういうわけでもない。
ホーキンソンの奮闘もあってウイング&ビッグは戦えるのに、ガードが戦えないという日本とは思えないぜいたくな悩みになっていたドイツ戦でした。
◎オプション
そんなドイツ戦でしたが、富永をはじめとしたオプションを使いたがらなかったホーバスの心の中はどうなっていたのでしょうか。つまり「ドイツには勝てないから得失点差だけどうにかしたい」という発想でオプションを減らし、フランスとブラジルで勝機を見出すのか。ギャンブル富永を1試合に集中させる、みたいな。
そして次はフランス戦ですが、シュルーダーもフランツもいないから、ガード相手のディフェンスに困る可能性がグッと減ります。フォーニエ相手なら渡邊で止めることが出来そうだしさ。そんなわけでドイツはムリだから、ドイツ仕様のメンバーを選ばなかったのかもしれません。ものすごく好意的な見方だけど。
問題はウェンビーのみ。ここに八村をぶつける勇気があるのかどうか。ドイツ戦を見る限り、八村はvsウェンビーになったら仕掛けることが難しそうだから、ディフェンスで働いてもらおうぜ。ダンクだけは封じて、ジャンプシュート打たせとく分には、そこまで怖くないしさ。
日本が大嫌いな高さをもっているフランス。日本が戦える(はずの)平面で弱みがあるフランス。開催国フランス。一番盛り上がる要素のある試合なんだよね。
富永使いますかね?
強化試合でまったくシュートが入らず、
本番のドイツ戦で40秒ぐらい出てきて何もできず、
完全に信用を失ったように見えました。
本来3.5番の吉井が2番起用されるぐらいウイングが不足。
だったら西田か原か須田を入れとけと。
テーブスとかマジで何で呼ばれたのか意味不明。
どうみてもハンドラーとしては不足だし、ディフェンスも良くはなったけどスペシャルではなく、シュートは言わずもがな。
だったらディフェンスがスペシャルな上記3人から選んどけば良かったと思います。