◎何故、吉井なのか
その一方で今回については「相手がドイツ」「八村と渡邊が合流」とわかっていたのだから、否定的になる面があります。それはスターター4人が30分以上プレーしていること。この時点でチームを大きく変えすぎたし、その中に吉井がいることの違和感もあります。
ホーキンソン、八村、渡邊 35分
吉井 30分
ドイツ戦は比江島のファールトラブルや馬場の迷子など、出来事がいろいろあったので一概には言えませんが、何故、吉井だったのかはプランミスにみえました。
オブストのオフボールに食らいつくため、そしてピック&ロールからミスマッチを作られないために河村がオブスト担当、吉井がシュルーダー担当になりました。例によってPJタッカーおじさん流のディフェンスでぼろくそにされていた吉井の能力面は置いといて、さすがにスピード系のPGを吉井に担当させるのはプランとしてムチャでした。コビントンを相手のガードとデートさせていたブレイザーズみたいな。
スピード系のエースガードを止めるためのディフェンダーは誰だったのか
3試合しかないオリンピックの予選リーグを考えると、ブラジルのヤゴ・サントスの存在も含めてガードディフェンダーは用意してしかるべきでした。それは河村の仕事だったのかもしれないし、テーブスが予想以上に悪かったからかもしれません。いずれにしても八村と渡邊をスターターに加える(それも35分)の前提ならば、ガードサイドにオプションを増やしておくのが適切でした。
結果的には、国際大会においては(アジアの戦いでなければ)東京オリンピックの時と同様に田中大貴やベンドラメをいれて、サイズとディフェンス力を優先。オフェンスは八村と渡邊中心に考える、という形に戻ったようなドイツ戦でした。でしたが、それはタイプ的にも吉井が適任とは思えないしね。
吉井が良い悪いではなく、八村と渡邊では出来ない仕事をする選手を増やしておくべきだったということだ。吉井の仕事は渡邊とジェイコブスでも出来るんだしさ。
とはいえ、フランツ相手には触れることすらできなかった親善試合の吉井から、オリンピック本番ではやっぱり触れることすらできなかった渡邊なので、どっちに転んでも同じといえば同じ。ドイツ戦は初めから捨てていたといっても許されるぜ。フランスのガード陣にはスピード突破されないだろうし。
富永使いますかね?
強化試合でまったくシュートが入らず、
本番のドイツ戦で40秒ぐらい出てきて何もできず、
完全に信用を失ったように見えました。
本来3.5番の吉井が2番起用されるぐらいウイングが不足。
だったら西田か原か須田を入れとけと。
テーブスとかマジで何で呼ばれたのか意味不明。
どうみてもハンドラーとしては不足だし、ディフェンスも良くはなったけどスペシャルではなく、シュートは言わずもがな。
だったらディフェンスがスペシャルな上記3人から選んどけば良かったと思います。