アメリカの試合しかしてくれない楽天NBA。なのでアメリカの話はちょこっとにしてオーストラリア中心に触れていきましょう。でも、先にアメリカを片付けよう。
2試合目ということで、ちょっとバランスが良くなっていたアメリカ。「ハンドラー多すぎると渋滞するぜ」なわけですが、今回のメンバーで純粋なPGってハリバートンくらいで、殆どが「ハンドラーをするウイング」であり、みんながシェアする気持ちもあるので、割と気持ちよくボールが動いていくよね。
個人技アタック中心ではあるけど、ちゃんと捌いて、ちゃんとキャッチ&シュートしてさ。その点ではわけわからなかったワールドカップのメンバーに比べればはるかに良い。個人のレベルが上って以上に良い。
そんでもって純ハンドラーのハリバートンはやりにくそうでした。わかりやすいね。まぁキングス時代に見たいにボール預けてコーナーシューターになって見事にクラッチ3P連発したんだけどね。あと、なんだかんだと目立つのはアデバヨとADという「合わせ担当」なので、なんだかんだとそういうことだ。渋滞を起こしていないとはいっても、オフボール担当が欲しいには欲しいってね。
試合はレブロンが3P連発して始まり、そこにアントマンがキックアウトを受けてからのフィニッシュプレーで加点してアメリカが大きくリードしていきました。正直、このレブロンの3Pが決まりまくるとノーチャンスって感じ。3P外れてくれないと勝てないし、あまりキャッチ&3P上手くないしさ。同時にウイング2枚が機能している状態は手も足も出ないぜ。
ただ、ワンビッグの時間帯にディフェンスリバウンドのキープ率が低く、点差の割に苦労していました。ウイングいっぱいいるから何も問題ないはずなんだけど、全体的にルーズボールへの反応が悪い。ってなわけで、反応の早いADとアデバヨが出てくると安定するんだよね。この辺は単なるコンディショニングでもあるので、本番までにどうにかなるんでしょ。
後半になって3Pオフェンスがしにくくなると、アメリカは苦しみだし、6点差まで詰め寄られました。こうなると1on1ダンシングタイムに突入するのはアメリカならではなのか、それともスティーブ・カーだからなのか。ハリバートンがコーナーにいて、アントマンorブッカーが個人技アタックしているのは、いかにも負けパターン・・・だったけどコーナーからハリバートンが仕留めたとさ。
本番ではこういう場面で、どんなメンバー構成にするのか。そして個人技アタックしちゃうのか。
普通にレブロン&ADでツーメンゲームすればOKな感じですが、カリーについては相棒となるストレッチビッグが足りないかもね。誰かスクリーンにきてくれるウイングいませんかね。これも改善ポイントかな。
まぁそんな感じでADが動き回ってどうにかしているような後半でした。シーズンだったら「ADケガするでしょ」って思うけど、短期間のオリンピックなら問題はないだろうね。アデバヨもいるし。もう1枚ハードワーカーが欲しい。