ゴベアとマクダニエルズの間からオフェンスリバウンドを取ったマレー。続いてヨキッチのオフェンスリバウンド。ゴードンのオフェンスリバウンドとシュートミスをハードワークで助けたナゲッツ。マレーはヨキッチとのギブ＆ゴーでマクダニエルズを剥がしてのフィニッシュで攻略し始めます。
一方でアンツが３Ｐ連打でリードを守るウルブズ。シンプル。しかし、ヨキッチｔｏゴードンのアリウープでナゲッツが追いつきます。総じてコンビプレーから崩しているナゲッツと、個人技アタックで決めていくウルブズです。っぽいね。っぽいよコンリーのプルアップ３Ｐも決まってリードを奪い返す。
ただ、ウルブズはディフェンスのチームなのでコンビプレーで崩され始めた時点でナゲッツペースに見えてきます。３Ｐで耐えているだけで、自分たちのペースにはなっていない。今度はマレー＆ヨキッチのツーメンゲームからヨキッチが放り投げフィニッシュ。ツインタワーの強みが全く効かなくなってしまいました。でも取り返すリード。
やりたい放題というか、なんでもありになってきたナゲッツはゴードンのキックアウトからＭＰＪの３Ｐ。あっちもこっちも華麗に得点を取っていく。ＭＰＪはカッティングレイアップ外したけどさ。
ところが個人技で取り返しまくるウルブズ。リードがＭＰＪとの１ＯＮ１を制してレイアップ＆ワン。２Ｑの守りあいが嘘みたいに点の取り合いになってきました。
本当にボッコボコにしていくナゲッツオフェンスなのですが、それをリードがＫＣＰ相手だろうが、ＭＰＪ相手だろうが関係なく得点を奪って助けてくれています。ナゲッツはサイズのあるチームでウイングのアドバンテージを作れるチームなのですが、それをなかったことに出来ているリード。やっぱりタウンズ戻ってきてツインタワー継続がいいんだろうな。
そしてローテの時間になって先にゴベアを下げると、ヨキッチの＆ワンで同点に。それも交代で入ってきたカイルが４つ目のファールなので、なんともかんとも。これでゴベアを戻すエマージェンシーにします。それくらいツインタワーが必要と考えていたわけだ。
今度はＫＣＰがアンツにファールしてベンチに下がります。しっかりとリードを取り返したアンツ。レフリーにクレームするＫＣＰとマイク・マローン。続くプレーではヨキッチがボールを奪われかけますが、ハードコンタクトでキープし、ルーズボール争いで崩れたディフェンス相手に＆ワン。すると例によってゴベアがレフリーに対してウダウダしはじめ、ＮＡＷが間に入って止めます。頭を指さしてゴベアになんか言ってるＮＡＷ。
残り２分。レジー・ジャクソンがショットクロックギリギリの３Ｐを決めて何度目かの同点になった後で、ヨキッチがドライブでゴベアからファールドロー。遂に逆転します。さらにワトソンのパスをゴール下で押し込むヨキッチ。８３－８０で３Ｑが終わります。首位攻防戦にふさわしい内容ですが、僅かな差をイラつくゴベアがテクニカルで生み出しそうにもみえてくるぜ。