ロケッツvsウォリアーズ

4Qもプレシャーディフェンスをして、ジャクソン・デイビスのインサイドにやられるロケッツで始まります。正確に決めていくジャクソン・デイビス。やっと外したと思ったらムーディがプットバック。

どうにかしようとウドカは、ここまで起用していなかったテイトやブルロックをコートに送り出します。ってことは「オフェンスでどうにか」とは思っておらず、「ディフェンスからのカウンター」に逆転のきっかけを求めているわけだ。こういうところのジャッジは大事だよね。ついついシューターを並べてしまうチームが多い中で、ハードワークに活路を見出している。

でも、ウォリアーズもハードワーク徹底系のチームなので、激しいコンタクトプレーの応酬が続き、続いたところで軽やかに抜け出すカリーでリードを保ちます。エースムーブするウィットモアは頼もしかったけど、そこはもうフィニッシュ力でカリーとの差もあったしね。5分残して諦めたのでした。

そんなわけで点差を縮められることなく逃げ切ったウォリアーズ。大事な試合で序盤からフルスロットル。クレイのシュートが決まれば、パスワークからインサイドフィニッシュが増えるというウォリアーズらしい試合にはなりました。これが2試合に1回でも続くならば怖いんだけど、そうなるのかどうかだな。

戦う姿勢に乏しく、戦術もなければ気持ちもなかった、そんな若きロケッツは1年で生まれ変わりました。ハードワーク&ハードワーク。勝っても負けても経験を詰めたのか不明な2シーズンを経て、勝っても負けても貴重な経験を積み上げていく今シーズンでもありました。この1年で若手がグイっと伸びた気がするもんね。

サンダーがスーパーラインジングしたのは、毎シーズン、毎試合の経験を成長に変えていったから。ロケッツもこれを繰り返しに繰り返せば、結果が伴ってくると感じられたシーズンでした。おしまい。

ウォリアーズはベンチが強力になったのが連勝の要因。一番有効な形を見つけられたってことだろうか。スモールでファイトするスタイルは何も変わっていない中、ファイトする選手が揃ったってことなのか。どうなのか。いずれにしてもシーズン終盤にまとめてくるの上手いよね。

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