ロケッツvsウォリアーズ

後半はクレイが3Pを決めれば、ジャバリが3Pを返し、クレイが3Pを決めればディロンが3Pを返して始まります。ってことで、ちょっと解決策を見つけることが出来ていないロケッツディフェンスであり、前半同様の対処でよいと思っているウォリアーズです。15点リードで始まったのだから、同じことしていてOKなのはウォリアーズだよね。

そして3Pにアジャストすべくロケッツディフェンスがチェイスへの意識を高めることとなり、ジャクソン・デイビスのゴール下連発に、カリーがドライブレイアップ。逆にロケッツのドライブには手厚くカバーで止めきったウォリアーズで点差が開いていきます。同じように3Pを決められても、リードしているチームの方が気にしなくてよかったわけだ。

追い込まれたロケッツはフィジカルな強みでゴール下で奮闘、ジェイレン・グリーンがプルアップ3Pも決めて抵抗します。そこまではいいのですが、基本的にディフェンスのチームであり、追い上げるにはスティールからのカウンターが必要です。シェングンがいれば、もっとパワープレーだったり、ディフェンスの逆を狙うことで打ち勝つこともありえたかもしれないけど、ビハインドをどうにかするにはオフェンス力だけでは難しそうだ。

むしろウォリアーズのディフェンスが何人かの3Pは捨てながらも、ジェイレン・グリーンへのダブルチームでミスを促したり、ペイトンがスティールから見事なウィンドミル・リバースを決めたり。そしてハーフコートオフェンスではジャバリとバンブリートをスイッチさせることで、ミスマッチアタックを混ぜ込みます。圧倒しているなんてことはないが、アドバンテージを作って攻めているので、リードをキープするには十分だ。

ランデールがはいってくると、またもロケッツのインサイドが上回り始め、ウィットモアのフィジカルなアタックも加わって改善します。ちょっとだけ取り返し99-83で3Qはおしまい。点差を詰めるために頑張ったことで、スキも生まれてしまったなぁ。突き放されなかっただけマシだったのかもしれないが、プレーインへ進むには絶対に落とせない試合なので、追い込まれた感が強すぎるのでした。

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