シュートが決まらないけどリードしているペリカンズは、ここでマット・ライアンを使います。何とか3P成功率を上げたい様子ですが、勝っているんだよなぁ。しかもワイドオープンになってパスを呼び込んだのにチームメイトに気が付いてもらえないという悲劇。
バックスはポーティスがオフェンスファールをコールされると、続くディフェンスのリバウンド争いでバランチューナスともめます。これでポーティスを諦めることにしたリバース。その判断は悪くないと思うが、ヤニスを休ませる必要があったのでブルックのワンビッグへと変更されます。
これでオフェンスが大きく改善されます。広くスペーシングしてのパッシングがスムーズになり、さらにインサイドに合わせてくるブルックでディフェンスのプレッシャーが難しくなりました。
・・・が、ヤニスを戻すとボールムーブメントも止まります。これの皮肉なのがヤニスが止めたわけじゃなくてポジショニングの問題で繋がりにくくなったっていうね。ザイオンがヤニスからファールドローしたこともあって裏目にみえてしまうぜ。
もう1つドライブからファールドローしたザイオンは、ヤニスのドライブをチャージドロー。したんだけど、チャレンジに成功してザイオンのファールに。試合が決まってもおかしくなかったプレーがひっくり返った。
ファールが重なっていたことでビーズリーがボーナススローを貰い、ヤニスとのハンドオフからリラードが3Pをヒットすると5点差に縮まります。チャージドローのままならボーナススローはなかったし、最終的に5ファールとなったヤニスは困っていたかも。
しかし、その後も早いローテでバックスのボールムーブを許さず、ザイオンのアタックでファールドローしていくペリカンズがリードを明け渡しはしませんでした。ザイオンはヤニスよりもディフェンスに熱心だったし、平面で追いかけまくるチームディフェンスが強さを出しました。
〇ヤニス
35点
14リバウンド
FG15/22
FT5/11
〇ザイオン
28点
FG9/15
FT10/16
2人で27本ものフリースローを打った対決でしたが、チームディフェンスの差が大きく響きました。ペリカンズの3Pは25%しか決まっておらず、オフェンス面では困っていたのですが、11ものスティールを記録し、カウンターでリードを得た試合です。イージーバスケだ。
〇スティール
ペリカンズ 11
バックス 1
〇オフェンスリバウンド
ペリカンズ 11
バックス 5
FGで9本、フリースローで16本もペリカンズの方が多かった試合です。オフェンス機会の差が両チームの差。ハードワークの勝利って感じでした。モンスター・ヤニスは切れないスタミナでハードワーク勝ちしていたのがMVPの頃ですが、チームの老朽化も感じざるを得ない内容でしたとさ。