ロケッツvsブルズ

19点差まで離されたブルズですが、ツインタワーでペイントを固め始めるとカウンターが増え、そこで3Pも決まるもんだからあっという間に点差をなかったことにしていきます。

最近のブルズはロケッツとは違う意味で振り切れた感じもあって、ホワイトまで離脱したもんだからディフェンス重視の意識が高まり、かといってオフェンスもデローザン任せにするのではなく、全員がタフに攻める意識があります。

「デローザン&ブーチェと仲間たち」になっているので、3人の主役が並ぶよりも効果的。ビリー・ドノバンもそう感じているのか、ホワイトが復帰してもベンチスタートにしています。だからオフェンス面での物足りなさはあるけど、チーム全体としてはスムーズ。ツインタワーもそこそこどうにかなっているしさ。

調子に乗るほど上手くいってるわけじゃないけど、苦しくなったってブレずに戦う強さはある。みたいな。

ならばディフェンスが良いのかというと、ここでの物足りなさもブルズ。デローザンが、、、ブーチェが、、、とかじゃなくて全体の収縮と激しさが足りていない。カルーソ、ドスンム、クレイグと並ぶので、それぞれはマンツーの役割を果たすんだけど、カバーはデローザンとブーチェの担当みたいだ。

3Pが決まり始めると追い上げ、外れると離され、というのが続く2Q終盤から3Qにかけて。ロケッツがオフェンスをセットしてからならばいいんだけど、トランジション崩れでも簡単にペイントを空けすぎてしまうディフェンスなので、自分たちのシュートが入るかどうかで大きな差が出来ています。

決まらない時はデローザンだ、ってことで耐えていたのですが、3Q中盤にデローザンとブーチェが続けてイージーをミス。さらにロケッツのディフェンスにファールがコールされなかったこともあり、フィジカルコンタクトに倒されて怒ったデローザンが、ジェイレン・グリーンに対して強めのチェックで足を引っかける形で倒します。

ブチ切れたディロン・ブルックスがデローザンに詰め寄ると振り返った瞬間にデローザンの肘が顎に当たって掴み合い。いや、「らしい」けれど、ハードマークにお前がブチ切れるなよ。

その結果はデローザンがフレグラント2で退場。エルボーが効いたっぽいな。ディロンはシンプルに退場。ヒューストンのファンは盛り上がります。ある意味で仕事したディロン。相手のエースと道連れならチームにはプラスだもんな。

ってことで大ピンチなブルズ。ディフェンシブに戦うといってもデローザンの得点力があっての話だもんな。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA