まだまだプレーインの可能性があるけれど、それはホークスの都合であり、とてもじゃないけどプレーオフに進むとは思えないので「さようなら」しておきましょう。逆にこれでプレーオフに進んだら、それはそれとして記事にすべき案件だしさ。
スーパースターとサヨウナラして「うぃごは」路線へと回帰した昨シーズンのネッツでしたが、いよいよ新たな体制になった今シーズンは
WeGoSoft!!!
そんなチームになっていました。ハードを欠いたスーパースターのいないチームが勝てるリーグなはずもなく、ボロボロのぐにゃぐにゃになってしまいました。層の厚いロスターでハードワークを欠かさず、総合力で勝ちきるのは1つの戦略になってきていますが、フィジカルに戦わず、運動量と個人技アタックで試合をしては先細りだよね。
〇レーティング
オフェンス 114.6 ⇒ 113.2
ディフェンス 113.5 ⇒ 115.7
オフェンス力が落ちるのは理解できる。でも、その減少幅は小さく、ディフェンスが悪くなりました。ミカル、キャム・ジョンソン、フィニースミス、オニールを連れてきてディフェンスよりもオフェンスを志向してどうするんだ。
〇被3P37.5%(24位)
〇相手のターンオーバー 12.9(24位)
特に苦しかったのがペリメーターディフェンスになっており、3Pを効率よく決められ、ターンオーバーを促せませんでした。要するにプレッシャーディフェンスが出来ておらず、かわりにインサイド側に引きこもる系のディフェンスシステムとなりました。
選手のタイプに合わない戦略と戦術
「うぃごは」なメンバーを集めたと思ったのに、ディフェンスで勝とうという意識のなさが響いています。別にネッツがプレーオフに進めなくてもクレームなんてしないけど、このメンバーだからこそできるバスケットを期待していたのに、単なる戦力不足という構図に陥ってしまったのでした。
結局のところ、オフェンス志向が強く、スペーシングとパッシングで成立させていたジャック・ボーンの戦術はスーパースター・デュラントありきの戦術でした。ちなみに「カイリーありき」としないのは、ドライブアタックで攻略するガードがいても大きな差は生まれない戦術に見えたからです。ポストアップ無双するデュラントが必要だった。
ジャック・ボーンでは厳しいという点については開幕前の時点でわかっていたことなので驚きもなかったのですが、オフからデッドラインにかけての補強を見ると、こちらも怪しく見えてくるのでショーン・マークスの疑問も大きいシーズンでした。
「このメンバーだよ? もうちょっと勝てない…?」
「え、ロイス・オニール出したの?(契約面で仕方なかったのかな…?)」
に尽きるシーズンでした…。
チームディフェンスの構築には少々時間が掛かると聞きますが、もう少し失点を防げても…。
それにはオフェンス時間の作り方も大事だとは思いますが…。
しかもこの先のドラフトもいいチケット持ってない、ですと…?
というため息ばかりに。
アトキンソン&D-Lo至上主義になってしまいそうですが、やっぱ面白かったです。
D-Lo取れなくても(取ってほしいけど)、いいパサーがオフェンスをプッシュするBKNよ再び!