さようならブレイザーズ

◎クラッチ

こちらもオフェンス力が足りないブルズが、全く点を取れない4Q となり残り4分で同点になります。そしてサイモンズの3Pで逆転。リラードのカルチャーが残っているのか、クラッチゲームにするの好きだし、そういう時間に強気に行けるのは良い部分だよね。ビラップスってこともあり、そういう選手を好みそう。

ここでブーチェとドラモンドを並べてきたブルズですが、最近流行の腕を振ってのサミングをかましたリースによりドラモンドがダウン。これも強気なのかな・・・ノーコールだったしさ。怒りのドラモンドはリバウンド時に明確にエイトンを推してファールコールされてる。

ここから膠着状態に入りますが、個人の仕掛けからキックアウトを繰り返すデローザンに対して、個人技で決めきることを前提にしたブレイザーズになります。サイモンズが外しただけならともかく、バントンがドライブでスティールされたりと、なんとも個人技の組み合わせにすぎない。

そして試合を決めたのはデローザンが仕掛けると、ゴール下へパスを出し、それをねじ込んだブーチェでした。わかりやすい対比だったかもしれない。デローザンを中心にしてチームとして決めきったブルズ。ちなみにクラッチシチュエーションが24勝15敗らしい。大きく勝ち越しているな。

要するにスクートにはデローザンみたいに個人技で仕掛けても、そこから展開する能力が欲しいわけですが、そういうことは出来ないし、そもそも終盤に試合に出ていないし。今シーズンはマジックとペイサーズがライジング中ですが、初めからクラッチを任されていたバンケロと、個人技をチーム戦術に繋げていくハリバートンと、どっちを目指してもいいけど、どっちでもない現状だなぁ。

ちなみにスクートだけでなく、他の若手もクラッチタイムではプレータイムを減らされます。クリス・マレーに出番はなかった。(カマラは途中離脱)何故かエイトンとリースは並べるし、バントンも起用されるけどね。

焦っても仕方がないし、ロケッツみたいにHC交代で大きな変化が起きるかもしれない。ただ、ブレイザーズはリーグ16位のサラリー総額であり、若手に振り切れていないから中途半端にもみえるし、振り切れていない割に点が取れないチームでもありました。

何が成長して、何を変えるオフになるのか。そんなことを見極める残りのシーズン・・・という空気でもなく、目の前の1勝を取りに行く空気のブルズ戦でした。

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