さようならブレイザーズ

◎ディフェンス

さて、試合はブーチェ無双で始まります。何してんじゃエイトン。一体全体エイトンには何が起きているんでしょうかね。ロバート・ウィリアムスが離脱していなければエイトンには居場所がなかったかもしれない。そしてディフェンスの良いチームになりたかったブレイザーズにとって、今シーズン最大の補強だったはずのセンターで強みが出せないというのはビラップスも可哀そうだ。

例によってジェレミはどこかへ行った様子ですが、カマラやクリス・マレーを起用するようになり、何よりもジャバリ・ウォーカーが成長を見せたことでウイングは若手が充実しています。特にマレーは3Pが強みになっていなかったりと問題もあるのですが、これらは「個人の成長」を待つという点で期待すべき点です。

これに対してガード陣は開幕前から「どういう形で起用するのだろうか」という組み合わせでした。サイモンズ、スクート、ブログドンと3人の主力がいて、シャープにもハンドラーをやらせたりしている。ディフェンスではサイブルもいるし、最近はバントンがお気に入りみたいで長時間起用もします。ブログドンは試合に出れば凄いけど、試合に出るかどうかが問題です。

本日はサイモンズとスクートを並べます。サイモンズはシューター的な使い方をした方が生きるというのがヌルキッチとのコンビで発覚したことですが、ならば課題はディフェンス面。少なくともサイモンズと一緒に使うならディフェンス力のあるガード、少なくともサイズやフィジカルのあるガードが好ましいです。

サイブルを基本とし、時にはブログドンと同時起用ならわかるし、だからこそバントンみたいなタイプが欲しいのも理解できますが、結局のところ、スクートとサイモンズで何が出来るのかサッパリわかりませんでした。これからわかるのかもしれないけどさ。

良いか悪いかは別にして「サイモンズ中心の構成」とすれば一定の理解も出来るロスターだったりします。だからこそスクートを中心に考えているようには見えない。シャープも同様さ。

また、大事だと思われたセンターのリムプロテクトには、タイプ的には運動量やマルチな部分が強みのリースがセカンドで起用されており、豪華なウイング陣とあわせてポジションレスになっています。こうなるとサイモンズのディフェンスの弱みが目立ってしまうので、これまた難しい。

全てが上手くいくことなんてあり得ないので、それぞれを気にすることはないのですが、トータルで見たときに

というリラード&マカラム時代と同じ構図がでています。ビラップスに戦略性が足りないとか、相手を見た対処が出来ていないとか、いろいろあるのですが、総じてディフェンスのチームを作りたいことは理解できる選手を集めました。でも理解できるからこそ、肝心のガードコンビをどうしたいのかが全く分からなかった。

あるいはそれは「スクートのディフェンスが期待外れ」なのかもしれません。もっと爆発的に動いて入れると思ったけれど、意外とおとなしい印象だしね。

そして本日は2Qのゾーンで前の2人が3Pを簡単に打たれると思ったら2人でブロックに飛んだりとバラバラ。そしてブーチェがいなくなってもゴール下のドラモンドにハンマーダンクを食らっている。リースがドラモンドにボコられてしまうぜ。それはアウトサイドで簡単にパスを回されすぎていて、どこで止めるのかがハッキリしていないからでもあります。

ただし、ジャバリは1人で守り切るし、バントンのサイズはメリットを生み出している。あとドラちゃんはシンプルにシュートミスしてくれる。

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