天皇杯ファイナル 琉球vs千葉

ハーフタイムの桶谷HCのコメントは「ディフェンスとリバウンドを修正して、そこからオフェンスを」だったのですが、前半を見る限り問題はオフェンスであり、ディフェンスは個人で負けているから修正って難しいと思うんだけどな。

プレッシャーを強めたことで富樫に裏抜けカットプレーを決められて始まる後半。さらにペイント内でイージーにパスを受けるクックス。キックアウトしてアイラの3Pなので本当にディフェンスを課題にしていたら裏目に出ています。本当かどうかはわからん。

またオフェンスに関しては、今度は千葉がアグレッシブに仕掛けないので修正したくても華麗にスルーされています。嫌なことをするなパトリック。ただ、千葉の仕掛けがないのは琉球がスターターからローを外したからでもあります。

点差を手に入れた千葉が違うことをして対処させず、点差を開かれた琉球が何とかしようとして裏目。開始3分半で60-37と23点差になります。

ってことで前半のうちに修正しなければ、後半に同じことは起こるとは限らないわけだ。圧倒的に戦略家なパトリック。ここにローがいれば更に戦略幅は広がっただろうに。ちょっと戦力的には厳しそうに見える千葉だけど、上手く選手の特徴を使い分けているんだろうね。今日は使い分けるほどベンチメンバーは活躍してないけどさ。

ローをコートに戻すと、ダブルチーム⇒インサイドへパス⇒キックアウトと繋がる琉球。それは前半の修正だよね。3ファールだったとはいえローをスタートから外したことで、いろいろと失敗した感。ダーラムがポストで押し込まずにコーナーへパスを出したら奪い取られ・・・30点差だ。

「ボールムーブ」を指示したハーフタイムだったのでしょうが、ボールに強くきていない千葉相手にパスを出してしまったし、ボロボロじゃ。で、タイムアウトで「もう一回、ディフェンスをしっかり」でしたが、しっかり守ることで逆をとられているので、そういうことなのかなぁ?

修正したことが失敗に繋がった3Qなので、気持ちも切れちゃったかな。余裕のある千葉はプレッシャーディフェンスを華麗に捌けるし、おしまいだな。雑感に行くか。

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