マジックvsペイサーズ

バンケロがベンチに下がった2Q。マジックのオフェンスは驚くほどに良くなります。イングルスのツーメンゲームをベースにしながら、次々にパスで展開され、展開されるたびに選手はポジションを変更します。ペイサーズのお株を奪うような手数の多さ。そしてオフェンスリバウンドにも何度も飛び込む。素晴らしいぜ。

これで開始3分で15点リードに。ベンチメンバーの方がオフェンスが良いってのは考え物ではあるけれど、シーズン後半になりベンチメンバーの連携も高まってきたと考えればポジティブ。本日はスターターにサッグスがいないので、そこにヒューストンをいれ、ベンチの構成は変更しなかったのも効いています。

バンケロが戻ってくると案の定、元に戻ります。それが「バンケロがさ」だったらわかるけど、コール・アンソニーの個人突破も増えるのだから謎。

ノーPGのマジックはフランツがネムハードにマークされているので高さのミスマッチを使った押し込みを使います。有効だったのはこのミスマッチ利用くらいで、ゆっくりとした個人技アタックをした後でペイサーズのトランジションアタックを食らう展開が続いてしまいます。

ちなみにペイサーズもTJマッコネルとハリバートンのアタック頼みみたいなオフェンスをしています。手数の多さがペイサーズの良さだったけど、ヒールドの放出に加えてマスリンが離脱したので展開が減ったのかな。あとはシアカムが強引にねじ込んだりファールドローしてるくらい。

そんなわけで開始3分で11点取って15点リードし、そこから8分で8点しか取れなかったマジックを追い上げたペイサーズ。でも、そこまで爆発は出来なかったので追いつくことも出来なかった。50-47で前半が終わります。ロースコアなのでマジックの流れではあります。

マジックのディフェンスが相手でやりたいことをやらせてもらえなかったのか、選手が足りなくなってやりたいことが出来なくなってきているのか、両方感じるペイサーズでした。

マジックvsペイサーズ” への2件のフィードバック

  1. このままだと今世紀最大の泥沼プレーオフが待っていそうなイースト笑
    ペイサーズには頑張って欲しいですね
    ラプター…は無理かあ

  2. ヒールドが抜けてシアカムが入った形ですが、オフボールの動きが減って、ハリバートンがパスの出しどころに困るシーンが増えてきました。
    代わりにハリバートン自身がオフボールではフリーランする場合も多く、その疲労がシュートタッチに影響しているような気がします。
    シアカムに渡してお任せも強力なオプションではあるので、メリハリでしょうね。その辺りの考え方の整理や、シアカムにどの程度オフボールを仕込むのかがオフシーズンの課題なのかなと思います。

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