コーネットvsユーバンクスとヴォーゲル

セルツvsサンズを見たので感想を書くのですが、YouTube配信もしているので細かいところは抜いてしまいましょう。この試合のポイントは序盤に絶不調だったデュラントが、途中から超高確率で決め続け、一方のテイタムは3試合連続の低調な出来となったこと。正しくはそれだけの差がありながら、セルツが余裕の展開で10点差で勝ち切ったことです。

28アテンプトのテイタムと、26アテンプトのデュラントにFG30%も違いがあるのに、ビックリするほどセルツが余裕の展開でした。テイタムは本当に酷く、シュートタッチだけでなく、ハンドリングミスもあれば、客席へのホームランパスもしており、調子が悪いというか、どこかケガしてるんだろうなって感じ。

じゃあ、エースにこれだけの差がありながら、なんでセルツが余裕だったかといえば、ベンチメンバーに差があったことでした。セルツのベンチメンバーも弱いのにサンズはもっと弱かった。特にコーネットとユーバンクスに差がありました。

10分45秒プレーしたユーバンクスの時間帯に驚くほどの差が付きました。レーティングにすると特にひどくて、全く守れなかったことがわかります。コーネットにぶち込まれまくったしな。

高々10分の話なのでオフェンスの81は気にする必要はなく、あまりにも守れなかったことがわかります。ただし、コーネットのオフェンスレーティングは133なので、vsユーバンクスの時間は無双したけど、vsヌルキッチの時間は普通に苦戦していました。

ここで問題なのは「コーネットとユーバンクスに差があった」ではありません。2人の実力にそんなに差があるわけないじゃん。それよりも例によって

ヌルキッチとユーバンクスに大きな差があった

ということが大事。うーん、でもさ、去年はブレイザーズでチームメイトだった両者がディフェンス面で凄まじい差があったかというと、そういうわけじゃないんだよね。攻守トータルでは大きな差はあるけど、ヌルキッチはADみたいにリムプロテクトしれくれるわけじゃないし。

つまりはサンズのディフェンスは「個の能力差」が目立ちやすい構図になっており、加えてセンターのところで止めるべき事項が多いので、ヌルキッチとユーバンクスの差がチームとして大きな差になっているということです。

ディフェンス構築に定評のあるヴォーゲルですが、個の能力に頼る部分が強くなっており、加えて渡邊も含めたウイング陣を有効活用できなかった今シーズンでもあります。そこんところが非常に気になったセルツ戦でした。

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