マジックvsペイサーズ

プレーインは確実、しかしプレーオフへ行けるのか。そんな順位争いをしているライジングの2チームが直接対決です。それもマジックはディフェンス力で、ペイサーズはオフェンス力でライジングなのだから極めて対照的な構図。

試合は完全なるマジックペースで進みます。開始5分半で12-2。12点って多いわけじゃないので、点が取れなかったペイサーズです。外から決まらなかったペイサーズなのですが、それはマジックのディフェンスを攻略できず、外で回すことが多くなったから。一方でペイサーズのディフェンスは外までプレッシャーをかけるのでフランツやバンケロの突破が多く出てきた序盤でした。

つまりオフェンスのチームが前に出て守り、ディフェンスのチームが中でブロックを形成していたような守り方であり、ディフェンスのチームの方が個人の輝きが発揮された突破があり、オフェンスのチームの方がボールを回して打つだけになっている。そんなもんだ。

苦しかったペイサーズはTJマッコネルを投入してドライブから崩していきます。するとマジックはイングルスが登場し外から射貫いてくれます。両チームに共通するのはベンチメンバーが強いことであり、困ったときのベテランも備えていること。マッコネルがディフェンスでもスティールからの速攻を生み出し追い上げたところでマジックがタイムアウト。

今度はコール・アンソニーからのワグナー兄で点を取るマジック。二桁得点のベンチコンビ。アイザックが1Q終盤になってようやく出てくる層の厚さ。
ペイサーズはアイザイア・ジャクソン、ジェイレス・ウォーカー、トッピンの3ビッグで対抗しますが、こっちのオフェンスはいまいち。早々にウォーカーが下げられるも交代がシアカムなのでラプターズリスペクトかな。

そんなわけでスタイルも戦術も全く違う両チームですが、層の厚さで戦うという点で共通しており、若手チームらしいロスター構成でもあります。違いをもたらすことも出来るし、シーズン最後まで走り抜けるスタミナは十分にありそうだ。どっちも大して点を取れず、24-18で1Qが終わります。

マジックvsペイサーズ” への2件のフィードバック

  1. このままだと今世紀最大の泥沼プレーオフが待っていそうなイースト笑
    ペイサーズには頑張って欲しいですね
    ラプター…は無理かあ

  2. ヒールドが抜けてシアカムが入った形ですが、オフボールの動きが減って、ハリバートンがパスの出しどころに困るシーンが増えてきました。
    代わりにハリバートン自身がオフボールではフリーランする場合も多く、その疲労がシュートタッチに影響しているような気がします。
    シアカムに渡してお任せも強力なオプションではあるので、メリハリでしょうね。その辺りの考え方の整理や、シアカムにどの程度オフボールを仕込むのかがオフシーズンの課題なのかなと思います。

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