今度はダビオンではなくエドワーズを起用してプチ・ターゲットディフェンスをするキングス。やっぱりキラーディフェンダーを補強すべきかな。そのターゲットがクレイなので、前半にカリーを止めに行ったとき同様、他の選手にスペースが出来て得点が繋がるウォリアーズ。効いているのか否かというエースキラー。
それでもしぶとくマークに行ったエドワーズはクレイからオフェンスファールを引き出します。明確に押したんだけど、倒れたのは押した先にいたライルズの足を踏んだから。これにクレームしまくったクレイがテクニカルをコールされ、再び点差が6点になります。いや、お前は押しただろ。
カリー登場でダビオンも登場。でも、やっぱりカリーにはキーガンになります。シュートには行けるけど決めきれないカリー。一方でハーターの3Pも連続で外れ、この試合で始めて両チームが停滞しはじめました。
打ち破ったのはクミンガのドライブ。さらにウィギンズがモンクのドライブを止め、ウォリアーズの流れになりかけますが、ここでもバーンズが3Pですくいます。やっぱりトレードは辞めておこうぜ。
ウォリアーズはウィギンズが3P。でもトレードはやめなくていいぜ。何かを変えたいならさ。そこにクミンガがフェイダウェイ&ワンで続きます。あんまり決めるとウィギンズのトレード話を勧めたくなるぜ。
ってことで追いつけそうで追いつけない。突き放せそうで突き放せない。ライバルウィークにふさわしい白熱した似た者同士のハイスコアリングゲームです。
ここでカリーが久しぶりにタフなフェイダウェイでジャンプシュートを決めると、トランジションでのレイアップもヒット。1点差だーーーー、はフォックスが3Pで返します。本当に似た者同士だな。エースが決めればエースが返す。
そしてフォックスはもう1本3Pを決めて7点リードにします。残り4分。ミスタークラッチが試合を終わらせに来たか。
タイムアウトからウォリアーズディフェンスはサボニスを困らせ始めます。まぁいつものことなんだけどさ。ウォリアーズはサボニスのことを狙いがち。ハンドオフスクリーンきたところでクラッシュしてオフェンスファールを奪えば、ハイポストのサボニスを放置して迷わせ、ドリブルしたところで囲んでジャンプボールにします。
そしてオフェンスでは画面の見えないところでフォックスを振り切ったカリーが3Pをヒット。再び1点差に詰めてきます。終わらせなかったエース。
キングスは好調のバーンズを連続で使っていくと、これを見事にジャンプシュートで決めて5点差。でもカリーがドライブで3点差。残りは2分。白熱しているぜ。3回目のバーンズは外れ、カリーはドライブからクミンガへのアリウープパスで1点差に。残り1分だ。
さすがにフォックスが自分で行きますがステップバック3Pが外れます。カリーのドライブはキーガンがブロックしますが、エンドラインスローからゴール下にはいったクミンガの駄句で残り50秒で遂に逆転します。後半初めてリードしたウォリアーズ。
これで負けたらシャレにならんぜ。キングスはフォックスのシュートが外れるもオフェンスリバウンド。ハーターの3Pが外れるもオフェンスリバウンド。粘りに粘ると、最後はエンドラインスローからハーターがタッチパスでサボニスのダンクをアシスト。再び逆転です。わぉ
22秒で1点差。ウォリアーズのチョイスは外のカリーなのか、カリーを囮にして中のクミンガなのか。そんな選択肢に見えます。選んだのは中のクミンガで、見事にゴール下に入りますがフェイクとステップからのゴール下をバーンズがブロックします。働くバーンズ。
時間を使わずにシュートに行ったウォリアーズだったので、ファールゲームに行きます。するとハーターがまさかの2本ミス。今度はカリーで勝負しますが、2人で囲んだキングスはフォックスがスティール。これで勝利を奪ったのでした。
134-133。ハイスコアリングゲームの最後はワンポゼッションのディフェンスが勝負を決めるという非常に熱い試合でしたとさ。
〇カリー
1Q 18点 3P5/7
以降 15点 3P1/7
はてさて、トータルで見ても「カリーだけは止めるんだ」というキングスのディフェンスがプラン勝ちってことでしょうか。1Qにやられまくったので徹底してカリーを止めた。他にやられても関係ないというか、他も止めるのなんてムリだから・・・みたいな。
〇クミンガ
31点
FG12/19
その分だけクミンガが暴れまわる展開になりました。この点で上手く機能していたカリー&クミンガ。最後のゴール下をねじ込んでいれば大正義クミンガだったけどね。
〇ハリソン・バーンズ
39点
FG14/24
一方でウォリアーズもフォックス&サボニスではない部分でやられまくりました。チームを救ったバーンズの大活躍はスモール戦略出来たウォリアーズに対して、フィジカルなポストアップで効果的にジャンプシュートを決める選手の良さでした。
良くも悪くもキングスらしさが出た勝ち方だなぁという印象です。撃ち合いだったら負けねえぜという確固たる自信と信頼感。そして今期のペリカンズのような強度のあるウイングたちが中心のチームだとそれが通用せず停滞してしまうよなぁというのを感じさせるような。
昨シーズンはサイブル、今シーズンはシアカムを狙ったとされる理由がなんとなくわかります。
今期は純粋にサボニスシステムのグレードアップと継続を狙ったようなロスターでしたがいかんせんもう一つが欲しいなぁと1ファンながら思います。デマーレイキャロルのような選手が獲得できればそうなのですが…誰を取れればというのはあるんでしょうかねぇ。
控えウイングは欲しいですけど、問題はシュート力やオフボールまで求めると人材がいないことですね。
ライルズとセンターを同時起用で対処できる部分もあるので、じみーな補強でいいんですけど、それは誰だよ・・・。
ハリバン先生かハーターとボヤンみたいなトレード情報見ましたが、どうもボヤンだとキングスのニーズに合わなそうですね
合わないですね。
いや、合わなくはないんですけど、どうしても欲しいかと言われれば、そうではない。