キングスvsウォリアーズ

20240126

「ライバルウィーク」ということでプレーオフで対戦した両チームですが、2年前ならウォリアーズファンが「キングスはライバルじゃない」と言ってたでしょうが、今はキングスファンが「ウォリアーズはライバルじゃない」と言いそう。

それはさておき、ルーク・ウォルトンからマイク・ブラウンとウォリアーズの系譜を強く出しているキングスは、戦い方もウォリアーズそのもの。ハイスコアで打ち勝つスタンス、ハイペースと躊躇わない3P、全てを守りに行くディフェンスシステム。違うのはカリーがいない代わりにフォックスがいるってことかな。

注文通りのハイペース・ハイスコアになり、ライバルウィークにふさわしい試合が展開されましたとさ。

初めに目立ったのはウィギンズの積極性。デッドラインで放出されるにしろ、されないにしろ、結果を示さないとさ。クミンガのプレーで尻に火がついているのかどうか。ドライブファールドロー、チャージング、ファールドローと飛び込んではすべてファールで決着がついています。あっ3P外した。

でも本当に頑張って欲しいのはハードワークの部分なわけで、さほどチームに好影響を与えぬままベンチに下がったぜ。交代でカリー、ポムジェムスキー、ジョセフ、ドレイモンド、クミンガというスピードユニットになると、カリーが連続3Pをヒットです。ウィギンズの積極性よりも「みんなでカリーを活かそうぜ」の方がウォリアーズっぽい。っぽい、が正しいかは知らん。

さらにカリーがスクリナーになってクミンガがドライブダンク。あぁウィギンズよ。チームオフェンスに絡んで活躍しているのはクミンガの方だぞ。こっちも3P外したけど。

だからといってジョセフまで入れてどうすんのかと思ったらゾーンにします。キーガン、ライルズ、サボニスを使っているキングスですが、確かに高さとフィジカルで攻めてくるメンバーじゃないもんね。それよりもパススピードに間に合うディフェンスの方が大事か。

ゾーンそのものは悪くないけど、トランジション増なので特に関係なくキングスの得点も繋がっていきましたとさ。

それでも1Qで5本目の3Pを決めたカリー。カリーさえ生かせばオフェンスになるといわんばかりのセカンドユニットでした。これだと1Q早めにカリーを下げてセカンドユニットに備えた方がよさそうだよな。フォックスはそんな起用法だしさ。

キングスvsウォリアーズ” への4件のフィードバック

  1. 良くも悪くもキングスらしさが出た勝ち方だなぁという印象です。撃ち合いだったら負けねえぜという確固たる自信と信頼感。そして今期のペリカンズのような強度のあるウイングたちが中心のチームだとそれが通用せず停滞してしまうよなぁというのを感じさせるような。
    昨シーズンはサイブル、今シーズンはシアカムを狙ったとされる理由がなんとなくわかります。
    今期は純粋にサボニスシステムのグレードアップと継続を狙ったようなロスターでしたがいかんせんもう一つが欲しいなぁと1ファンながら思います。デマーレイキャロルのような選手が獲得できればそうなのですが…誰を取れればというのはあるんでしょうかねぇ。

    1. 控えウイングは欲しいですけど、問題はシュート力やオフボールまで求めると人材がいないことですね。
      ライルズとセンターを同時起用で対処できる部分もあるので、じみーな補強でいいんですけど、それは誰だよ・・・。

  2. ハリバン先生かハーターとボヤンみたいなトレード情報見ましたが、どうもボヤンだとキングスのニーズに合わなそうですね

    1. 合わないですね。
      いや、合わなくはないんですけど、どうしても欲しいかと言われれば、そうではない。

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