ジャズvsバックス

4Q序盤はキヨンテ・ジョージがワイドオープン3Pに続いてドライブ&ワンで15点差に戻します。さすがにこのレベルのルーキーを連れてくるのは難しかったバックスだけど、これくらい信じて打たせてあげれば何かは起きるんだよね。さらにクラークソンのドライブで開始2分で17点差に戻ったぞ。

ここでバックスはヤニスを戻します。アンドレ・ジャクソン、リビングストンと共にハードなディフェンスに活路を見出すのかな。会場も「ディフェンス」コールで盛り上がります。

若手2人のマンマークも効きましたが、それだけでなく前半に比べてリバウンドをキープするバックス。ブーデン時代といえば3P打たれまくりだけどリバウンドは譲らないのも特徴だったしな。簡単に突破されないことでリバウンドシステムが機能しています。

後半の方がFGアテンプトが少なかったこともありますが、1本しかとられなかったのだからバックスっぽい。好き勝手やられていた前半のまずさも際立ちます。

残り6分。マルカネンにボールすらもたせたくないと、しがみつくヤニスに対してコリンズがスクリーンに行くと、簡単にコミュニケーションミスが発生し、ヤニスとブルック両方がマルカネンへ。空いたコリンズがあっさりと3Pをヒット。続いてマルカネンのドライブキックアウトからワイドオープン3Pになるコリンズですが、ここはアンドレ・ジャクソンが必死に追いかけてミスにします。

連動は悪い。でも気合と運動量でなんとかしている構図です。

今度はセクストンのドライブについていき打たせなかったブルック。今シーズンは見かけない「らしい」シーンでしたが、セクストンがキックアウトするとフォンテッキオがドフリーでした。ちゃんとスイッチで受け渡していたはずなのに、空く選手が出てしまっているので、やっぱり連動は悪い。

まぁそんな感じで試合終了まで行きました。8点差までは追い上げたバックスですが、気合と根性での限界って感じ。

ただ、アンドレ・ジャクソンとリビングストンがガードディフェンスすれば、ブルックらしいシーンが出ていたのは面白かったです。そこまではスッカスカだから、カバーリングの良さが感じられなかったってことなのかな。

そして若手2人がいるとミドルトンなんかの運動量の少なさが目立ち、チェイスディフェンスしても止められないビーズリーとの個人ディフェンスの差もわかりやすかった。ディフェンスのキーマンをおかないとやるべきことが曖昧なんだろうね。

前の試合でシェングンにアンドレ・ジャクソンをつけていましたが、なんでヤニスではダメだったのか。便利なヤニスに何をさせたいのか。まずはそこから考えた方がよさそうにも見えました。

ジャズはこれで直近10試合が8勝2敗。ウォリアーズを抜いて11位になりました。五割まで後2勝、プレーインまで0.5ゲーム差。層の厚さで最後まで戦い抜くのか、プレーインくらいは平然と出れそうな強さなんだよな。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA