クイン・スナイダーをHCに迎えた昨シーズンのオールスター以降から整理されたホークス。しかし、今シーズンも再び低調な前半戦になっています。ディフェンスの構築とメンタリティの養成に定評のあるマクミランで改善しなかったから、論理的なオフェンスのスナイダーにしたけど、やっぱり駄目だった。どうしようもないじゃん。
〇レーティング
オフェンス 119.1(6位)
ディフェンス 120.6(28位)
問題はどうみてもディフェンス。でも、ここの疑問点はいろいろあって、まずジョン・コリンズを売り払ったこと。プレーインでバトラーを止めていたコリンズをあっさりと放出するのは何だったんだろうか。
〇プレーオフのコリンズ オン/オフ
ディフェンス 107/130
実はこんな感じでした。代わりにオフェンスが悪かったのですが、チームで1人だけディフェンスレーティングが良かった選手を放出したのだから今の結果は当然なのか・・・ってこともないけどさ。
〇DIFF
チーム +2.9(30位)
ジェイレン・ジョンソン △2.8
コリンズの枠に収まったジェイレン・ジョンソンは守れないチームの中で唯一DIFFがマイナスになっており、1人だけチームディフェンスを向上させているようなスタッツです。
〇ジェイレン・ジョンソンのオン/オフ
ディフェンス 116.3/121.8
こんな感じなのでジェイレン・ジョンソンが出場すると10勝10敗で、欠場していた間に4勝10敗と大いに苦しみました。だからコリンズを残していれば、もう少し安定していたんじゃないのかなーとすら思うよね。
パワーフォワードはディフェンスの核になっている
ホークスのディフェンスにおいてキーファクターがここです。高速ヘルプするPFタイプがチームディフェンスを引き上げてくれているってことだ。いないと酷いってことでもある。
ヤングがいるとはいえ、周囲はデジョンテ・マレー、デアンドレ・ハンター、サディック・ベイ、カペラと名前を見るとディフェンスが出来そうなチームですが、実際にはジェイレン・ジョンソンだけがディフェンス力を引き上げている。なんで、こんなに守れないのか。