ジャズvsバックス

後半が始まると3分で20点差になります。試合を諦める気がゼロだったバックス。バックスというかヤニス。力強いアタックで取り戻していきましたが、点差があるから油断しているジャズが一呼吸おくことをしなかったのも急に詰まった理由です。

ものすごくヤニスが強引で怖いので収縮したジャズディフェンスに対して当然のようにキックアウト3Pが始まります。追い込まれたヤニスがぶん投げただけのロブパスをブルックが押し込むなど、インサイドにもつめていたので、さらにキックアウトは有効になっていきます。なお、ヤニスは強引さも続けており、それなりに止められてもいます。

インサイドはそこそこだけど、外から決め始めたバックス。それはスピードアップにもつながるわけですが、堂々とカウンターに行くジャズ。なので大味な展開で点差が詰まっていきます。あまり考えていないであろうヤニスがインサイドカバーしてきたことも、ジャズオフェンスを苦しめ始めます。

っていうか、3Pは打てるので打ち続け、その確率は前半ほどは上がらないって感じ。1試合はいりつづけるってことはないもんね。

あれっ思ったよりもジャズの3Pが少ないな。6本のうち5本がフォンテッキオ、コリンズ、マルカネンでした。つまりベンチユニットになったらシューティング担当がガードに移り、ガード陣は追い上げたいバックスが起用したリビングストン、ボーチャンプ、カナートンに打たせてもらえませんでした。

オフにはいるとき、年老いていくバックスにはヤニスを中心にした「プチ再建」を勧めましたが、まさにこうしてエネルギーのある若手へのシフトをすべきだったという内容です。結局はミドルトンを残留させ、リラードを加えたので進みませんでしたが、酷い試合となったことで逆に若手のエネルギーが出てきたぞ。

その後、攻守に一人芝居していたポーティスによって3Qは44ー23と大きな差が付きました。ポーティスがテクニカルとか関係ないファールしなければ、もっと縮まっていたし、ポーティスがいなければ縮まらなかったし。10点差になって4Qへ。

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