ジャズvsバックス

2Q開始3分の時点で50点に到達したジャズ。ダブルスコアでボッコボコの凹。3Pに3Pで3Pな形で蹂躙しました。今シーズンはペイサーズが最強オフェンスチームですが、オフェンス力に特別なスーパースターを何人も揃える必要がないことを示しています。ただし、シュート力は必要だ。

さて、ここで何故かクラークソンに対してビーズリーのフェイスガードが始まります。ってことはスペースがある中での4on4の形になっていくので、空いたオリニクなんかが3Pにオフェンスリバウンドで加点していきます。

ここら辺から会場はブーイングが始まります。

起点ではなく、他の選手も3Pを決めているのにクラークソンを止めに行った判断はよくわかりませんが、困ったことにスクリーンではスイッチしてビッグマンがクラークソン担当になるし、ドライブカバーにいってクラークソンをオープンにもします。止めたいのか、何なのかよくわからないので、ビーズリーが勝手にやっている説があります。それなら良い方で「ビーズリーが追いかけろ」しか指示が出ていない可能性もあります。気合と根性に任せたノープランってことだ。

そんな展開なのでなにも止まるはずはなく、前半が終わるころには77-46と31点差になりました。もうおしまいです。だからジャズについて触れていきましょう。

マルカネン、フォンテッキオ、コリンズのスターターは全員がシューティングするので、次々とポジションチェンジしていきます。この組み合わせはまるっきりイタリアなので、フォンテッキオの本領発揮って感じです。ただし、パス能力に乏しいガード陣なのでオフボールは囮でしかないことも多く、シュートミスが続いたら一気に停滞しそうでもあります。

これに対してベンチからケスラーが登場すると、ガードはクラークソンやキヨンテ・ジョージになり、積極的なプルアップ3Pで広げていき、外れたのをケスラーが回収していきます。

ドライブ中心のガード + シューティングビッグ
シューティング中心のガード + ゴール下担当ビッグ

こんな2段構成です。一時期はキヨンテ・ジョージがPGとしてアシスト役として定着しそうでしたが、ここにきて全く異なる形にシフトしているわけで、対比されるガードとウイングビッグの構図は面白いものがあります。相手は守りにくいだろうね。

そのうえでトランジションも多いので考える時間を与えてもらえないじゃん。スーパースターとロールプレイヤーよりも、良い選手を多くそろえた方がオフェンス力は上がるんだ!といわんばかり。

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