タイムアウトあけにマレーが決めるも、ウィギンズがミドルを返します。この時点でウォリアーズは123点。140点ペースです。しかし得点が止まるわけだ。
ナゲッツディフェンスはマンマーク徹底に変更。カバーリングで崩される方が危ないので、多少はやられるけど仕方ないって感じ。実際にクレイやカリーがステップインやフェイダウェイを打ちますが、ちょっとだけ難しかったのでシュートミス。決まってもおかしくないシュートを何とか外してもらったようなナゲッツ。
ナゲッツオフェンスはシンプルにマレー&ヨキッチから始め、ペイント内のヨキッチで攻めていきます。これの凄いところは残り7分18点差で3Pよりもインサイドで攻めていること。ある意味で「やるべきことは変えない」決意みたいな。必要なのはハイペースに付き合わない事か。
そしてキックアウトでゴードンがコーナー3Pをヒット。中を攻めておいてからの外というきれいな形。次もマレー&ヨキッチからキックアウト3PをMPJが外すも、ゴードンが競り合いのプットバックに成功し、18点差から3分半後に9点差まで縮めます。
さらにゴードンがカリーとのミスマッチを攻め込んでファールドロー。ここでスティーブ・カーはルーニーとサリッチを並べる判断をします。なお直後にルーニー⇒ジャクソン・デイビス。ツービッグってのは同じ。
そうゴードンをどうにもできないので、ウォリアーズ側が「合わせた」わけだ。残り3分40秒で7点差。ディフェンディングチャンピオン相手に「リードを守りに行く」ジャッジは結果的に失敗に終わるわけですが、ちゃんと効果は出ていてナゲッツの勢いも止まります。
変わらずマンマーク対応なのでシュートにはいけるウォリアーズ。ただカリーのレイアップも決まらず、リバウンド争いでルーニーのファールとなりヨキッチがフリースローで5点差。ただ今度はカリーがファールドローに成功して7点差。
ヨキッチのパスからゴール下でゴードンがファールドロー。そこまでのゴードンはイージーだったのがギリギリファールまで持っていけはしたというべきか。
さて、こうしてフリースローが増えるとトランジションアタックは消えます。ハーフコートゲームの戦いになるわけです。それだと得点は伸びないのがウォリアーズ。
とか書いてたらKCPが空気読まないトランジション3P打って外し、ジャクソン・デイビスのレイアップが決まったけどさ。そのあとはワトソンの3Pがヒット。今度はシュートミスをサリッチがオフェンスリバウンドでセカンドチャンスにしますが、カリーはエアボール。でも、インサイドで対抗できるようになったのは間違いないウォリアーズ。
こうして残り1分半ウォリアーズが4点リードで終盤戦に入ります。