ネッツのデッドラインを考えてみよう

〇レーティング
クラクストン
オフェンス　　１０９．４
ディフェンス　１１７．１

シャープ
オフェンス　　１１５．９
ディフェンス　１０７．６

２人のセンターはオン／オフみたいなものですが、あまりにも差があります。さすがにシャープの数字は出来過ぎだといっても、このチームが守れない最大の要因はスターターのセンターにあるといってもいいかもしれません。

一方でスターセンターである必要はありません。シャープでいいんです。ハッスルプレーをしてくれること、献身的にスクリーンとリバウンドを頑張ること、余計なことをしないこと。ルーニーとか欲しい。そんな選手がどこかにいるのかな。

クラクストン
　↕
ロバート・ウィリアムス

こちらも今シーズンがアウトなセンター。シャープと２人でシェアしてくればいいからちょうどかな。でも、もともとケガが多いので、やっぱり嫌だな。他を探そう。

クラクストン
　↕
アイザイア・ジャクソン

これも面白そうだけど、お互いに何のうまみがあるのか、よくわからないトレードだ。悪くはないけど、よくもない。ただ単にファンの心象だけを悪くする。やっぱり同じポジション同士だと悩ましくなるよね。

オニール
　↕
パウエル
セス・カリー

ならばウイングを厚くしたいであろうマブスにオニールを送り込もう。センターはホルムズもいるし、補強ポイントとしてはわかりやすい。セスはサラリー含めてオマケなんだけど、ここを加えるとネッツはクラクストンとキャム・トーマスを使った動きにもつなげられるので。

クラクストン
キャム・トーマス
　↕
アイビー

得点力に困っていて、ツービッグが好きなピストンズに２人を送り込み、評判の悪いアイビーを引き取ろう。無理だと思うけど、現実的ではあると思うトレード。どっちなんだよ。

【スターター】
ディンウィディ
ミカル
キャム・ジョンソン
フィニー・スミス
パウエル

【控え】
セス
アイビー
シャープ

強くなった感じはゼロだけど、実はセンターの堅実性があがるだけで強くなると思っているのがスターターの構成です。そこにポテンシャルとしてのアイビーをベンチに置くのと、ハイスコアリングゲームに向いたセスも加えました。

ジャック・ボーンのやり方に同調したトランジション向きのガードが増えたのだから、都合がいいと思うんだよね。びっくりするほど「パウエル次第」という不思議な補強。でも「何かしないとマズいぜ」という前提に立てば、動かないより動いた方がいいでしょ。

シモンズ
キャム・トーマス
２７年１巡目（シクサーズ）
　↕
シアカム

別の形としてシアカムを手に入れよう。これは他のチームのオファーが低かったら成立するだけで、ラプターズが飛びつくようなものではないけど、シモンズへの僅かな期待とガードの得点力をプラスできること、そして指名権がついてくるのだから、酷いオファーというわけではない。良いオファーではないけどさ。

【スターター】
ディンウィディ
ミカル
キャム・ジョンソン
シアカム
パウエル

【控え】
セス
フィニー・スミス
シャープ

もともとシモンズを戦力としてカウントしていないのだから、今より強く見えるに決まっているよね。ただし、シアカムの契約は今シーズン限りなので、ほぼ何の意味もない形で終了する可能性もあります。その時は空いたキャップスペースでＦＡを取りに行け！ってことだ。

なお、今オフはクリッパーズの３人やレブロンなどがプレイヤーオプションなだけで、そこまで欲しくなるＦＡはいないよ。ディンウィディの残留が初めのターゲットになりそう。もう１年待ちたいんだよな。