ネッツのデッドラインを考えてみよう

ネッツのロスターで考えると
どうやったら、こんなに点が取れるのかというオフェンス
どうやったら、こんなに守れないのかというディフェンス
そんな数字を残しています。

内容的にはディフェンスのインテンシティが低く、かわりにオフェンスになった瞬間に走り出すし、スペーシングしながら運動量も多いのが特徴で、ディフェンスにエネルギーを注いだらオフェンス力は落ちると思います。攻守は繋がっている。

特にディフェンス面では3Pを守れておらず、マジでこのメンバーで守れないとか罪。インサイドを攻略されているならともかく、ローテするインテリジェンスもあるし、チェイス能力も高いのにね。基本的にvsネッツでは3Pで攻略しておけばイージーです。

この2原論で何をすればいいのか不明なのもネッツです。HC交代させるべきなのですが、交代させて成績が上がるとも限らないのがつらいところ。よくやっている部分とダメな部分が出ているのがジャック・ボーンなのさ。

オフボールでの崩しもあるオフェンスでインテリジェンスも足りているチームなので、ハーフコートでのやりあいを前提にしたディフェンス勝負に切り替えるべきだと思うんですよね。3P能力はあるんだし、オフェンスではプレーパターンさえ増やせば十分に成立するもん。

ということで、やっぱりこれが一番にみえます。契約残り3年あるPGをつれてきて、ハーフコートの起点役にさせる。でも、トランジションアタック中心のボーン式には適さないんだよな。むしろ同じレイカーズなら若手有望株優先にしてシフィーノを求めるっていう手段もあるかも。

もしもディアンジェロをとったならば、次なる課題はスクリナーです。シャープは堅実なプレーで助けてくれますが、クラクストンは運動能力で暴れているだけでハーフコート構築には向かないタイプ。どこかにセンターいないかな。

ちょっとした裏技みたいな。シーズンを諦めないであろうグリズリーズにクラクストンを差し出して、来シーズンに向けてアダムスを手に入れてみましょう。ついでにオニールとザイアーも交換してみた。若手だらけのグリズリーズに落ち着いたウイングであり、3P37%は良さそうにみえます。FG悪いけど。

こうなったら面白そう。ところがベン・シモンズがちゃんとプレーして、トランジションチームだと考えると、ディアンジェロとアダムスの価値は下がります。特にディアンジェロは要らない。間違ってシモンズ引き取ってくれるチームないかなー。

悩んだ時は、わけわからない動きをしてくれそうなチームに送り込んでしまい、お茶を濁すのがセオリーです。「ラメロとシモンズって面白そうじゃん」みたいなこじつけ。このトレードの本当の恐ろしさは、単にヘイワードが加わるだけでも面白そうなのに、オフになったらサラリーキャップが空くのでマイルズ・ブリッジスに良いオファーが出来ることです。

ってことで、これをホーネッツが受けたら色んな問題が起こるんだよ。でも、ヘイワードの契約が今シーズン限りなのでゼロじゃないよね。ゼロじゃ。内部でブリッジスが「再契約はしないぜ」とか言ってたらだけど。

ということで、ザ・都合の良いトレードでPG変更して、ウイング厚くして、スクリナーを連れてきました。そんなこと起こらないだろうね。

ネッツのデッドラインを考えてみよう” への1件のフィードバック

  1. ヘッドコーチが去年KDがいる時と去った後で、まるで別人のような…
    チームとしては、仰せの通りもっと守れそうなのに何故かあと一歩…
    スターターの構成も、点は取るけど明確な1stオプションを感じられず…
    ベンチメンバーの構成もオニールとか悪くないけど…

    今のネッツって、どこを切ってもほんのちょっとずつ足りない感じがします。
    なるほど、タンクしてもドラフトで有利にならない現状なのですね。
    1番ディアンジェロ、5番に「外はなくてもスクリーン!」なセンター獲得、
    期待したいです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA