3Q終盤。マカラムとザイオンがベンチなのでイングラムにダブルチームで襲い掛かり、ボールを奪い取るとカウンターから・・・ザイアー・ウィリアムスのファンブル。モラントも洒落たバックビハインドパスを誰もいないところに出しているし、マイボールにしたティルマンが近くにいたモラントへ酷いパスを出すし。
やっぱりダメなにおいがプンプンしました。3Qが終わって87-77。エースが帰ってきてもダメなところはダメ。去年のグリズリーズと同じチームとは思えないぜ。
4Qになっても次々に3Pを決められていきます。ただし、オフェンスは中外を交互に展開していき、そこそこバランスは出てきます。なお、モラントはいない時間の話です。この時のメンバーはベイン、JJJ、コンチャー、アルダマ、ザイアーなので従来のメンバー構成であれば、そこそこ戦えていることもわかります。
あんまり補強してこなかったグリズリーズがトレードに動いたら上手くいってなかったのかな。と思わせる内容。そして残り8分。ここにモラントが加わります。ティルマンも。その直後にJJJが5つ目のファールしますが、交代はしません。
オフェンスはモラントアタックが増えますが、ショートレンジの確率は半々。でもザイアーが拾ってセカンドチャンスでモラントがファールドローするなど、ミスを周りが助けもします。
加えてそれまでやられていたイングラムに対して、ザイアーがハードに守るとともにダブルチームも多発。そこからローテ&カバーを繰り返し、バランチューナスにダンクをくらった以外はタフショットに持ち込ませます。
が、今度はイングラムがモラントのパスをカットしてカウンターからファールドロー。しかし、ザイオンのオフェンスファールもあるなど、リードはしているけれど決めきれないペリカンズ。そういやホーキンスもマット・ライアンもでてこないのでシューター不足だな。
ベインが戻ってくるとドライブキックアウトから、コーナーにいたモラントがドライブ一閃。続いては逆になりモラントのパスからオフボールで動いたベインがドライブ。このあたりはエースが2人になった相乗効果もみられます。さらにモラントのキックアウトからJJJの3P
ところがザイアーを下げたので再びイングラムにやられます。ビンスを担当させていますがザイアーの方がイングラムには効いている。モラントが床に滑ったようなドライブインでファールドローして得点につなげるも、イングラムもさっくりとファールドロー。グリズリーズが一気に追いつきそうな展開になりそうでならない。
おっしゃる通り、モラントが戻ってきて今シーズン負けていた試合が勝ったからいいけど、別に今シーズンの良くない部分がなくなったわけではないですね。
ただ、個人でのアタック力とインサイドの高さ合わせ(今シーズンほぼゼロの印象)が増えるだけでも試合中盤でゲームが壊れるようなことは少なくなると思いますし、試合が途中で壊れなければ、モラントで勝ち切れる可能性が残ることを証明したゲームだったと思います。
何はともあれ、ロスターの全員が元気!という中でタイラージェンキンスに頑張って欲しいですね。
PIが出来て10位までにチャンスがあるので、いろいろ諦めるには早いですし。