ホークスvsピストンズ

2023/12/19

勝てないチームでも見ていきましょう。ホークス相手ならどうにかなりそうだしなー、なんて思ったら試合開始から6本連続で3Pが決まるホークス。その中にはヤングのブザービーターなんかも混ざっていて、わかりやすくワイドオープンでのシュートは殆どありませんでした。

何もしなくてもある程度は落としてくれそうなのに、全く落としてくれないのだから、それだけ舐められているし、プレッシャーをかけることが出来ていないってことです。ディフェンスラインが3Pよりも内側に設定され、ピック&ロールに対して下がってしまうからプルアップ3Pを打たれるし、マジで守る気がなかった。

それは個人レベルではなくチームレベルの問題。なのでタイムアウトからディフェンスラインを高くして3Pを打たれにくくしたのですが、やっぱりタフ3Pまで決められてしまいます。ギャリソン・マシューズの4テンプレーとかさ。

しかし、もっと悪かったのはハンドラー警戒を強めたことで、ヤングのドライブに対してワイズマンが引き出されてはゴール下にパスを通されていったこと。6本目の3Pが入ったときのホークスは22点だったので「3Pが決まりすぎているだけ」と割り切っても良かったのですが、そうじゃなかったので1Qだけで38点取られました。

問題はこれがヤングの3Pへの警戒ならばともかく、ペイント近辺までドライブしてきているヤングに対して2人行ってしまっていること。まぁワイズマンなんだけどさ。マークマンがヤングに振り切られてはいない中でのオーバーヘルプなので、ヤングの掌の上で踊らされています。

せめて2人で行くことでヤングにミスを誘い出せるならばともかく、ターンオーバーの多いヤングがノーミス。つまりさ。

そんなディフェンスでした。ビッグマンを除けば個々のマッチアップで守れるタイプの選手を揃えているのに見事なまでに守れていないのが最大の問題って感じ。スターターはバグリーだったので待ち構えても止められるはずもなく、アグレッシブにプレッシャーかけてもいいのにね。

いかにも「勝ててないチームが舐められ、そして勝てないから一挙手一投足に反応しすぎている」ようなディフェンスでした。一貫性がないともいうね。

ところでホークスはジェイレン・ジョンソンがいなくなってからオフボールの展開に乏しすぎ、ヤングのイマジネーション抜きでは何も起きないオフェンスになっていました。3P乱打だった序盤のオフェンスはまさにそんな感じ。

そしてヤングの時間になると(ピストンズが悪くなったとはいえ)きれいにドライブと合わせ、3Pとゴール下、様々な形でのフィニッシュに結び付けていきました。あれくらい多彩にやられるとディフェンス側はアジャストできないのも致し方ない。

そうなる前に徹底的にヤングを潰しに行くのが良かったのか、どうなのか。

ホークスvsピストンズ” への4件のフィードバック

  1. ピストンズのアシスタントコーチがサイラスと聞いて色々と察しました…(アイビーが急にベンチになったりとか)

    1. うーん、あんまり身体能力つかわないので何とも。

      判断は改善してきましたね。試合感でしょうね。
      チームメイトみてると、もっとターンオーバーしちゃってもおかしくないし

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