マブスｖｓウルブズ

結構な欠場者がいるマブスはモリスなんかも起用していますが、特に問題なく攻略していきます。ドンチッチいなくなったらメインハンドラーがエクサムですが、キックアウト３Ｐも決まるようになったぞ。３Ｐに対して完全に出遅れているウルブズ。

さて、以前にウルブズディフェンスについて触れた時は「３Ｐについては課題」となっていましたが、まさにそんな内容の２Ｑ前半になっています。ドライブフィニッシュよりもキックアウトが多いシンプルオフェンスにしたマブスとの相性にも見えるぜ。

さて、このディフェンスと同時にウルブズが苦しんでいるのはゴール下のところでアドバンテージを出せないオフェンスです。こちらも外から打っていれば問題なさそうですが、展開力に欠けており困っているぞ。

そんなことを書いていたらタイムアウトからリードのポストアップからパスアウトでＮＡＷの３Ｐなので、ちゃんと対処しているぞ。続いて同じようなポストアップに対してコーナーから上手くカットしたＮＡＷのレイアップ。そしてトランジションからリードの３Ｐと見事なまでにアジャストしたウルブズが追いつきます。わーお！

こうなれば「ポストアップでディフェンスを寄せてパスで攻略」が鉄板と理解したウルブズですが、そう上手くいかないのがインテリジェンス。同じようにポストアップしたタウンズがダブルチームされると空いている選手が３人くらいいるけどパスの出し先に困ります。でも、強引なドライブも決めるから適度に散らかっている方が良いともいえる。

それでも気の利いたカットプレーをするＮＡＷが再びゴール下で合わせてダンク。いやーＮＡＷ様様。攻守に効きすぎています。ディフェンスはともかくオフェンスで攻略してくれると有難さ３倍。

そしてドライブできないアントマンが強引にねじ空け・・・ないでパスを回してリードの３Ｐで逆転。うーん、これがウルブズとはね。アントマンの心境の変化はなんなのだろうか。スーパースターパワーを使い過ぎず、適切な処理で過ごしていくアントマン。ライブリーの動きをしっかりと観察してファールドローしているしさ。

最後にドンチッチが決め返したこともあって前半は６０－５９とマブスがリードしましたが試合開始直後の悪さを前半のうちに解消したウルブズでした。ほぼＮＡＷとリードなので層の厚さも強みだ。