ラプターズvsホークス

2023/12/14

結局はスナイダーでも勝てないのかホークス。ジェイレン・ジョンソンとハンターがいなくて急にウイングが薄くなり、やりたいことが出来ていないようにもみえるけど、ジャズのときは主力が欠場しても出来てたもんな。

ニック・ナースがいなくなって自由度が増し、スコッティ・バーンズが劇的に改善。勝率は別に。っていうラプターズ。バーンズとシュルーダーのチームにして、シアカムとはサヨウナラするのかなーっていうのがリーグ全体の注目事項でもあります。

試合はラプターズが突き放してはホークスが3Pで追い上げる展開が続きました。それは3Pに頼る部分が大きいホークスの問題にも見えます。ただ、3Pを基盤にするのはコートを広く使ってゴール下で点を取るためでもあり、ここのバランスがとれていれば問題はありません。

ジェイレン・ジョンソンがスクリーナーからのダイブプレーをしてチームにオフボールの運動量をもたらしてくれていましたが、同じ役割を他の選手がやると殆どが失敗になっています。オコングがそれなりに成功するくらいですが、それは高さでアリウープを完成さえるからであり、全体的にスピード不足でディフェンスを崩してもフィニッシュが遅くてブロックに追いつかれてしまいます。

また、ダイブプレーが出てくるのはヤングの時間帯のみ。3次元のピンポイントな位置に適切なタイミングでパスを出せるヤングがいないと成立しないわけですが、マレーの時間に成立しないのはともかく、ヤング&マレーの時間にも上手くいかないのは選手の組み合わせとポジショニングの問題に見えます。欠場が響いてしまっている。

ダイブプレーが成立すれば、ディフェンスがゴール下に意識を向けるわけで、ヤングにはプルアップ3Pのチャンスが広がるわけですが、ここの確率が上がらないので困っているようにも見えます。シュートそのものは上手いのに、どうにも成功率というか気分屋にみえちゃうヤング。

ってことで、ビハインドになっては追い上げるホークスですが、それは苦しい方が力を発揮するヤングの特性にも見えてきます。大量リードしたっていいんだぜ。これ、何年いってるんだろ。

とはいえビハインドが長いから本日は確率が良かったヤングに対して、他のスターターがイマイチすぎました。3Pオフェンスなのに3Pが決まらないっていうね。逆にベンチはボグダノビッチはもちろん、オコングの3Pも好調なので点を取れたぞ。ヤングとベンチメンバーの2Q序盤にリードを得たのでした。

要するにスナイダーっぽくなっているし、そのオフェンスはヤングにもあっている。でも、3Pオフェンスなのに3Pを決めきることに課題があり、3Pで広げているのにゴール下の確率が上がらない。よし、ボグダノビッチをもう1人連れてこようか。

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