セルツvsキャブス

後半になると前半ほどのアレン放置にはなりません。ちょっと3Pを打たれすぎというジャッジなのか、チェイスの気持ちが強くなるセルツ。ところがドノバンがステップバック3Pを連打して同じように3Pオフェンスにしていきます。なんでじゃ。

「同じように」といいつつも、前半は理由のある3Pアタックでしたが、後半は理由のない3Pです。でも、苦しくなったのをハードワークでどうにかするのもキャブス。ウェイドがオフェンスリバウンドからパスアウトしてストゥルースの3Pにもなったし、リードを得る後半のスタートになりました。

一方でセルツはフロアを広く保ってのバランスアタックにしていきます。特筆すべき展開はないけれど、それは悪いことではない。テイタムのドライブはブロックされたけど、ホリデーとポルが3Pをヒットし、テイタム・ハウザーと繋いでホリデーがもう1本ヒット。

ドノバン頼みが強くなっていくキャブスと、バランスアタックの色合いが強まるセルツ。結果は言うまでもないような。

さて、何故キャブスはガーランドオフェンスにならないのでしょうか。ドノバンが邪魔っていうのはわかるけど、ドノバン自身がオフボールで動き回ってパスを引き出しており、オフボールムーブが得意なガーランドで同じことにならないもわからないし、普通に2人のコンビプレーでもいいわけだし。

ドノバンが下がるとガーランドのハンドラータイムとなり、前半のドノバンのようにスクリーン使ってのプルアップで得点していきます。ただし3Pではなくミドル。そこはいいんだけど、ミドルレンジで止まってしまうからガーランドのキックアウトから3Pが生まれにくくなっています。あっステップバック3Pを決めた。

逆転こそされたものの、3Q前半はドノバンが、後半はガーランドが決めて2人で23点。ハンドラー1枚で攻めるのが正しいといわんばかりの内容になっていました。

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