「あれっ今日ってテイタムは休みだっけ」と思わせるほどにスロースタートというか絡まなかったテイタム。ブラウンとポル中心のオフェンスを展開していくのですが、これが見事に止められるポル。ブラウンは問題なく決めていたけどさ。
リハビリみたいな狙いだったのかもしれませんが、どうにもこうにも。まぁポルのポストアップはそんなもんだ。逆に止められたことで試合の後半はストレッチ役に徹するんだろうな、というのが明確になった気もします。
そしてポルをベンチに下げてからセルツらしさが出てきます。要するにペイント内を空けておいてのドライブアタック中心のオフェンスだ。ここにリムプロテクターが複数いて、キックアウト３Ｐが決まらない日は苦労するのですが、本日はモブリーが欠場なのでアレンさえ動かしておけばＯＫだよ。
ポルが戻ってきても３Ｐラインで起点になり、ブラウンのバックドアカットにアシスト。しっかりとストレッチして効果的なペイントアタックです。前半のうちに強みが出せなくなっていくキャブスディフェンス。
ただセルツディフェンスも永遠とアレン放置を続けており、その上でドノバンへのヘルプを気にし始めたので、キャブスの他の選手も３Ｐ打ち放題になっていきます。なんで開けっ放しにするのか、よくわかりませんが、ここまで来ると「それしかできない」って感じ。
ただ、セルツが違いを作れたのは３Ｐが外れるとカウンターの速攻になること。２ｏｎ２くらいならばテイタムとブラウンが強引に決めきれるので両チームの大きな差に見えてきます。さらにセルツは自分たちの３Ｐミスの後でテイタムやホワイト、ホリデーが飛び込んでのオフェンスリバウンド。
そしてポルの足に当たってラインを割るとセルツボールがコールされ、クレームしたドノバンがテクニカル。ザ・ホーム。そんなわけでキッチリと追いついた前半残り１分。最後にガーランドの３Ｐが決まり、ポルが連続ミスしたので１点ビハインドで終わります。