ロケッツvsスパーズ

4Qになってロケッツのリードは1桁のままなのですが、スパーズのオフェンスがどうにかなるとは思えません。そもそも勝つ気があるとも思えないわけだしさ。せめて3Pが決まれば違うのでしょうが、なにをどうしても決まりそうにないし、決まりそうなマグダーモッドに打たせる気持ちもない。

12%です。えぇ。12%です。途中からロケッツは「打っていいよ」くらいの守り方になっていました。こんなに決まらないならば、そりゃそうだ。そしてヴァッセルがアイソしています。

グリーンはアイソしなくなって、ヴァッセルがアイソしまくるようになった世界なんて1年前は信じられないよね。

輪をかけてケルドンがダメだから更に笑えない。空けられているソーハンもおとなしいしさ。唯一ブランハムだけが落ち着いたプレーでチームオフェンスを構築しようとしています。なんじゃこれ。

ところがロケッツもロケッツでイーソンしか点が取れなくなった4Qに。バンブリードとブルックスがレフリーにクレームしている日常の光景。打っては外し、外しても点は取られず。どうにもこうにも突き放せません。

残り3分半。バンブリードが3Pを決めて7点差にすると、続くディフェンスリバウンドからイーソンが速攻を決めて9点差。残り3分で86-77という展開ですが、何も起こらないのでおしまい。

なんちゅう試合を見てしまったんだろ。でもロケッツとしてはディフェンスで勝つのはパターンだし、バランスアタックも特徴なんだから、こうして勝ち切るのが大切なんだろうね。きっと。

終盤はグリーンのところにイーソンを入れたラインナップで戦っており、インサイドディフェンスの強さを前面に出しフィジカルに押し切りました。エースから遠いグリーン。

ホーム無敗をキープですが、こうしてホームでディフェンスが機能して勝つというね。冒頭に書いたようなファールを見逃されて・・・なんてことは全くなくて、ワンプレーを大事にした戦い方で凡ミスをしないディフェンスでした。オフェンスでは凡ミスしているけどさ。

ロケッツがこういう戦い方を出来るってだけで十分だと思っています。これが足りなかった要素なんだしさ。自由にやらせすぎて何も学ぶことがなかったサイラス時代に比べれば、チーム一丸となって戦っているのは明らか。ブルックスはいない方が良かったと思っているし、それより若手のプレータイムを伸ばせばいいと思ってもいますが、安易に負けない姿勢の方が今は大事なのもわかります。

ロケッツvsスパーズ” への2件のフィードバック

  1. ウェバンヤマをワンビックにする時間を増やしたのは前の試合からでしたが、DFの穴が少なくなった(良くはなってない)のに対し今度はポストをウロウロし始めるウェバンヤマ。狭い中でドライブコースの前に入ってスペース潰してるのがなんとも……。だからと言ってボールを入れても確率は悪いので戦術云々でどうしようもない個人の問題が多過ぎるスパーズの忍耐はまだまだ続きそうです

    1. いろいろ経験を積むしかないわけですが、経験を積んだ頃にはいなくなる選手もいるから、照準が難しいんですよね。
      まずはシュートの確率あげれば何とかなるんでしょうけど

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