ロケッツｖｓスパーズ

後半もソーハンをガン無視作戦から始めるロケッツディフェンス。ジャバリとシェングンが２人でペイントに引きこもっています。これに対するアンサーを何も用意していないスパーズ。ＰＧとして使っているわけでもないので、ただフリーにされているだけ。

そしてウェンビーが酷いパスを連発するのでメッチャクチャ。ブランハムとケルドンが落ち着かせようとしているけど、その前にボールが戻ってこなかったりしてさ。なんか思ってた以上にヤバい状況になっているね。トレを使えば解決するのもわかっているはずなのにさ。

シェングンが不要なボール運びでボールを失い、カウンターのスパーズはソーハンのキックアウトパスが低すぎてトンネル。どっちも酷いんだけど、ダブルクラッチを外したウェンビーに対して、シェングンはドライブからのリバースを決め、ジャバリと共に３Ｐも決めたのでロケッツペースは変わりません。

そうかと思ったらポストからマズいパスを出すシェングンに、トランジションのパスをカットされるグリーン。ピック＆ロールからウェンビーがダンクを決めたのでロケッツペースとも言い切れません。

ただの再建チーム同士のクソ試合じゃねーか

という流れになってきました。スパーズはかなり酷いけど、ロケッツもそれに付き合ってミスを連発。レイカーズとペイサーズの次に見る試合じゃなかったよ。それもまたＮＢＡか。

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ところでさ。グリーンはこれでいいのかね。昨シーズンにハンドラーの時間が増えて、何してんのかわからなかったけど、今はハンドラーでもないし、エースとしてのプレーもしていない。よく言えば１／５として機能しており、悪く言えば特徴がない。

〇今シーズンのグリーン
３１．４分
１８．５点
ＦＧ４１．９％
３Ｐ３３．６％
３．０アシスト
２．４ターンオーバー

変わらぬＦＧに３Ｐ。増えないアシストと減った得点。ディフェンスのチームなので、勝負強さやタフショットを決めきるのも大事なので数字ほどの悪さはないですが、別にグリーンじゃなくてもよさそうに見えます。

今日はダメダメだけど中心的な役割をこなしているシェングンに比べてさ。来年の契約更新が安くなりそうなプレーをしています。チームとして整えてきたロケッツだけど、グリーンを中心のチームつくりにはしてこなかったのは、伸びしろなのかなんなのか。

その逆にチームとして考えれば、セカンドユニットのイーソンやアーメン、アーロン・ホリデーまでが戦力として機能しています。特定のエース中心じゃないから、誰もが活躍する戦い方が出来ているし、それがチームの強さにもなっています。強さって難しいもんだよね。