クレイ・トンプソンは限界なのか

誰かさんが「もう駄目だ」といったらしいですが、それはそれとして確かにプレーレベルが苦しくなっているのでスタッツを確認していきましょう。

『限界』というには3P成功率が高く、まだまだいけそうに見えます。一方でFG成功率の酷さは残酷なものがあります。50-40-90を目指せるレベルにないことは確か。そしてFG成功率の悪化と共にアテンプト減が目立っており、今シーズンは13.1本しか打っていません。

ザックリ言ってしまえばコレ。シュートが決まらないことよりも、イージーなシュートを作れなくなってきました。それは本人が悪いのか、チームが悪いのか。なんとも難しいラインです。

ところで今回の前提で大事なことは「ケガをする前のクレイ」と比較するのではなく、「ケガから復帰した後のクレイ」との比較です。なんせケガ前と比較したらガクンと落ちているのは明確なので、そこまで戻ることは期待してはいけない。ただ、ケガ後で考えたら昨シーズンから大きく落ちる理由もないよねー。

あー、でも意外にもこうみると昨シーズンがケガ前レベルの数字を残しており、そこから落下している今シーズンになっています。ちなみに昨シーズンのスタッツが良い理由として3Pアテンプト増があり、今シーズンは3Pアテンプトが減りました。

つまりケガ前は3P以外のプレーを織り交ぜても効率的だったのが、3Pを多く打つ必要が出ていたケガ明け。その3Pすらも打てなくなっている今シーズンという図式です。それって個人だけじゃなく、チームの問題な気がするので、なんだか「まだまだ終わらんぞ」な匂いがしてきますな。

ひとまず確認すべきは3P、2Pそれぞれの分解って感じです。忘れちゃいけないのはクリス・ポールが加わったことでパサーの問題もあるかもしれないってことだしさ。

クレイ・トンプソンは限界なのか” への5件のフィードバック

  1. クレイを見てるとそれステフなら打てるのになあ…って瞬間が多いですね
    比較対象がおかしいってのは確かなんですけどね

    1. 逆に言えばPG加わったので、クレイじゃなくてカリーに打たせたいんですよね。そりゃそうだ。

  2. この感じを見るとクリスポールとウエストブルックをトレードしちゃえばいいんじゃね感もあるというか…
    だいぶ頑張ってるとはいえ元がスローなクリスポールを合わせるのは難しそうだなと思います。

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