誰かさんが「もう駄目だ」といったらしいですが、それはそれとして確かにプレーレベルが苦しくなっているのでスタッツを確認していきましょう。
〇クレイ・トンプソン
15.0点
FG40.2%
3P37.0%
3.3リバウンド
2.3アシスト
1.9ターンオーバー
『限界』というには3P成功率が高く、まだまだいけそうに見えます。一方でFG成功率の酷さは残酷なものがあります。50-40-90を目指せるレベルにないことは確か。そしてFG成功率の悪化と共にアテンプト減が目立っており、今シーズンは13.1本しか打っていません。
シュート能力はあるが、シュートを打つシチュエーションを作れていない
ザックリ言ってしまえばコレ。シュートが決まらないことよりも、イージーなシュートを作れなくなってきました。それは本人が悪いのか、チームが悪いのか。なんとも難しいラインです。
ところで今回の前提で大事なことは「ケガをする前のクレイ」と比較するのではなく、「ケガから復帰した後のクレイ」との比較です。なんせケガ前と比較したらガクンと落ちているのは明確なので、そこまで戻ることは期待してはいけない。ただ、ケガ後で考えたら昨シーズンから大きく落ちる理由もないよねー。
〇EFG
18-19シーズン 57.1%
21-22シーズン 54.7%
22-23シーズン 57.6%
23-24シーズン 53.8%
あー、でも意外にもこうみると昨シーズンがケガ前レベルの数字を残しており、そこから落下している今シーズンになっています。ちなみに昨シーズンのスタッツが良い理由として3Pアテンプト増があり、今シーズンは3Pアテンプトが減りました。
〇3Pアテンプト
18-19シーズン 7.7
21-22シーズン 9.3
22-23シーズン 10.6
23-24シーズン 7.4
つまりケガ前は3P以外のプレーを織り交ぜても効率的だったのが、3Pを多く打つ必要が出ていたケガ明け。その3Pすらも打てなくなっている今シーズンという図式です。それって個人だけじゃなく、チームの問題な気がするので、なんだか「まだまだ終わらんぞ」な匂いがしてきますな。
ひとまず確認すべきは3P、2Pそれぞれの分解って感じです。忘れちゃいけないのはクリス・ポールが加わったことでパサーの問題もあるかもしれないってことだしさ。
デビッド・ウエストが必要ですね笑
ホントそれ!
クレイを見てるとそれステフなら打てるのになあ…って瞬間が多いですね
比較対象がおかしいってのは確かなんですけどね
逆に言えばPG加わったので、クレイじゃなくてカリーに打たせたいんですよね。そりゃそうだ。
この感じを見るとクリスポールとウエストブルックをトレードしちゃえばいいんじゃね感もあるというか…
だいぶ頑張ってるとはいえ元がスローなクリスポールを合わせるのは難しそうだなと思います。