W杯 南スーダンvsプエルトリコ

噂の南スーダン。YouTubeのハイライトをみると、組織的でなかなか良いチーム。話題性以上にみてみたい衝動に駆られるハイライトでした。そして毎回のように興奮させてくれるプエルトリコ。世界のトップを争う試合ではないけれど、世界大会ならではの面白さが詰まっていそうなカードです。

それぞれNBAプレイヤーもどきがいて、GリーグMVPなんかもいるらしい。まぁ、そういうの考えずに見てみるからこそ面白いんだよね。

試合はガブリエルのアリウープねじ込みで始まります。多分ガブリエル。これって書いていくのに選手の名前がわからな過ぎて困るな。ガブリエルでよかった。

◎ユーロとアメリカ

南スーダンはハイライト通り、しっかりとチームで作っていく意識があり、ガブリエルを絡めたコンビプレーと、ドライブ&キックの連打、両サイドへのスペーシングを実行しています。ただ、スピード感というか判断のスピードは少しずつ遅い。実は個人の化け物よりも、こういう部分でNBAとの差を感じやすいんだよね。

それでも個人技に依存していないので、手詰まりになっていく雰囲気はなく、ボールサイドに収縮していくプエルトリコディフェンスにひっかからなければ、アウトサイドへの展開が目立ちます。初めての世界大会ですが、固くなりすぎず、悪くない立ち上がり。

一方のプエルトリコはガードのウォーターズの独壇場。ディープ3P連打から始まると、ドライブからダンクをアシスト。アメリカ大陸のチームはこの手の個人技主導は割と多い。ただ、そこにハンドラー以外もフィジカルにフィニッシュしていく能力を持っているので、展開されてからのフィニッシュがあるんだよね。

南スーダンがユーロ系のバスケで展開し、プエルトリコがアメリカ系のアタック力で勝負しているような序盤

1Qは29-24で南スーダンがリード。ユーロ系のオフェンス力とアメリカ系のオフェンス力だと、ユーロ系の方が強そうっていう1Qでした。ただ、このパターンはフィジカルに対応していくと後半に逆転劇が起こるんだよね。

いずれにしても、南スーダンは本当に良いチームだった。この舞台でもチームで戦う姿勢を崩さず、パスの連続でギャップを作っていき、コンビプレーで仕留めている。何故かハンドラーオフェンスになった日本との差がねぇ。

W杯 南スーダンvsプエルトリコ” への2件のフィードバック

  1. ウォーターズはボストンで控えやってましたね。
    ブラッド塾生なのでコントロールは高いレベルでてきるのかも。
    ゲイブリエルは就活中ですが、どこか拾われるかな?LAL再契約の線も無くは無いけど。

    1. ウォーターズはどこかで見たことあったのですがセルツなのか。
      まだ25歳なので、ちょっとNBAに来るのは早すぎましたかね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA