WCF ゲーム2

◎レブロンとリーブス

質問に「リーブスとディアンジェロのどっちを優先して残すべき」というのがありましたが、見ている限り、レブロンがハンドラーとしてはフルタイムで働かないので、周囲をうまく使っていくディアンジェロを残すべきです。ところが、前半のようにADの働くが悪くなると、突破力のあるレブロンを中心に組み立てた方がよく、それならリーブスの方が隣に置くのに優秀です。

〇リーブス
22点
3P5/9
5アシスト

言ってしまえばリーブスがやっていることなんて、シューター連れてくればOKなんだけど、シューターではない選手がこれをこなしていることに大きな価値があるのも間違いなく、レブロンに合わせて3Pを放つだけでなく、時にはPGとしてアシストを増やし、時にはドライブで得点を奪います。あとターンオーバーが少ないのは大事。

後半開始直後にスクリーンの形からカットプレーでフリーになって決めれば、3Pもヒットしてリードをもたらしたリーブス。それに対してADとのツーメンゲームがオフェンスファールになるディアンジェロ。さらにツーメンゲームからファールドロー狙いにも失敗。コンビプレーの相性そのままに、ADが機能しないと消えていくディアンジェロ。

そしてここには、レブロンとバンダービルドが並んでいる事情もあります。ウイングへの展開という手段に欠けている。なんで今更きえたのか、よくわかんないですが、まぁ3ガードとは違うよね。

さて、問題はレブロンというか、3Qになってディフェンスに力が入っており、レブロンのヘルプがナゲッツのチームオフェンスを止めていき、さらに速攻も仕掛けていきました。ラッシュしたようなレブロン。そして決めたリーブスと、決まらないディアンジェロ&ADということで、なんとなく

チャンスだと思ったレブロンと、ついてこれなかったAD

という風にも見えました。リードを広げられそうな展開でもあり、ミスから自滅しそうな展開でもあり。そしてレブロンが下がると3ガード戦略を取ってしまい、試合の流れが変わります。

〇3Qのヨキッチ
7点
7リバウンド
4アシスト

3QのナゲッツはFG46%なので大して決まったわけじゃないのですが、得点以外の仕事でヨキッチが動き始めました。残り2分で同点にしたナゲッツ。

しかし、ここでベンチからレブロンが出てくると3点リードにして3Qが終わります。うーん、レブロンはここで決めたかったんだろうな。段々、運動量の差が出てきた両チームでした。ちなみに交代で出てくるとヨキッチのマークをしたレブロン。きれいにスピンムーブされるシーンもありましたが、ここまでのプレーオフでヨキッチ対応としては一番良いディフェンスをしていました。

ディアンジェロは2試合で△41だそうです。それはゲーム1の追い上げた時間に出ていなかったのが大きいので、他の選手との差を考えても意味はないです。ただ3ガードの時間帯はレイカーズはずっと苦しく、そこにいたのが1つ。そしてゲーム1の4Qを除くとADが△23なので、ADとのかみ合わせが1つ。

で、そんなにマイナス要素はないので気にしても仕方がないと思いつつ、プラス要素もないんだよね。現実としてはここが厳しい。ナゲッツは明確にディアンジェロを優先的に止める戦略を取っており、これに対してアンサーがないのでディアンジェロを使わない方向に流れています。

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