◎ドライブで圧倒
３Ｐが決まるラウリーと外れまくりのダンカン・ロビンソンという２Ｑのヒート。うん、３Ｐは打てるってことだ。これに対して、スペーシングからインサイド勝負になっていくセルツ。ブラウンの吹き飛ばしドライブが決まると、ロバートはアデバヨを吹き飛ばしてのダンク。今年もロバートが鬼門なのかアデバヨ。
そのアデバヨがいなくなると、さらにセルツはドライブアタックで攻略していきます。スマートのドライブ、ホーフォードのドライブ、そしてテイタムのドライブに、ブラウンのドライブ＆ワン。散々、切り崩した先にあったのはキックアウトからホーフォードのコーナー３Ｐでした。一気にセルツペースになっていきます。
この形は昨シーズンにオラディポを長く起用することになった理由に近くなっています。結局のところ、セルツは１ｏｎ１のところで制してくるので、マンマークで止めきるしかない。でも止められないと主張するテイタム＆ブラウン。
そしてドライブで崩せばホーフォードのフィニッシュに繋がるし、ダブルチームしたらブログドンやホワイトがいるし。ちょっとどうにもならない雰囲気になってしまった２Ｑのヒートディフェンス。セルツ的にはスマートがパスで暴れているのも大きくて「打たされる」ことが少ないです。あとスマートが積極的にスクリナーになることで、混乱を生み出しているよ。
いや、もう、本当にボッコボコにしてしまった２Qのセルツオフェンス。ドライブすること、ドライブすること、全てがうまくいっており、もうヘルプが間に合わないヒート。ブラウンがトラベリングでもしない限り、止まらなかったです。「ラブが出ていたらドライブし放題」だと思ったけど、ラブがいなくてもドライブし放題でした。
最後はウイング陣にパスをするモーションからロバートのアリウープをアシストし、前半だけで１０アシストのスマートが締めくくり、６６－５７で終わります。うん、９点差ってのが信じられないくらいに圧倒しました。圧倒して９点差ってのは嫌な展開ですね。