セルティックスvsヒート
ここ4年間で3度目のイーストファイナル。すげー話だな。バックスとホークスで争った2年前以外はこの組み合わせってことだ。バックスを含めた3チームで争っているようなイースト。
◎ゲーム1だしさ
セルツはホーフォードとロバートを並べるゲーム6以降の形でした。これはラブのマークマンが存在するという意味でヒートからするとありがたかったでしょう。ホーフォードに対してラブがマッチアップする形です。
そのホーフォードが早めにベンチに下がると、ラブはロバートのマークをして、かわりにアデバヨがブラウンを守ります。なんだそれ。ナチュラルマッチアップでセンターがガードを守るのかよ。ラブを出しておくと弱点をさらすのに近いと思いましたが、どうやらアデバヨで強引に解決するみたいです。
ただ、ラブを出しておく意味ってオフェンス面での3Pですが、それがなさそうだよね。
セルツはアデバヨ放置というか、アデバヨにやらせようとしてノーヘルプ。ラブもしっかりと3Pラインの外で守られています。なのでアデバヨアタックから作っていったヒート。そこそこ上手くいきましたが、ロバートはオフェンスリバウンドを押し込んだり、ゴール下あわせだったりと取り返して互角。
ホーフォードが下がったころには逆にヒートの方がバトラーvsロバートを作ってミドルレンジで攻略していきます。やっていることはアデバヨにミドルを打たせるのに似ているな。それがバトラーだと決まるわけだからセルツからすると都合が悪いよね。
また、セルツはプリチャードをベンチから使いましたが、思いっきりバトラーに狙われていました。サディック・ベイを嫌がったファーストラウンドもあったし、セルツの苦手なタイプなのかな。
そんなわけで1Qのヒートは様々なマッチアップで1on1なシチュエーションが多かったです。それはセルツが望んだディフェンスの形でもあるので、なんだか微妙というか、まだまだゲーム1の1Qというか。
セルツはベンチから出てきたブログドンが7分、ホワイトが5分、プリチャードが3分と1Qから存分にベンチメンバーを使いました。でも全員ガードじゃん。やっぱりゲーム2からスターター変更した方がよさげ。バランスが悪いぞ。
このガードアタックでスペースを広く使ったオフェンスを展開しましたが、リムプロテクターがいないかわりにローテーが早いディフェンスに困ることもあった。あったけど、ブログドンとホワイトで3本の3Pを決めて、30-28とリードして終わります。