プレーオフ① ネッツ@シクサーズ

◎ハーデン劇場

ゲーム1のシクサーズはダブルチームに来られるエンビードのポジショニングを修正し、ゴール下に構えさせることでパスアウトの脅威も高さの脅威も作りました。まぁハーフタイム直後だけでやめてしまったけどさ。

ある意味でネッツの動きは読みやすいのでハーデンのゲームメイクも光りました。こうしたら、こう動くだろ。だからこうだろ、というハーデン。

ところが本日のハーデンは謎のミスを連発しました。疲労がたまっているのか、あまり抜けないし、パスのタイミングがずれるし。そしてシュートが決まらないし。お前はウエストブルックか。

〇ハーデン
8点
FG3/13
5ターンオーバー
7アシスト
4スティール

ハーデンの不調がシクサーズの得点を止めてしまった感は否めず。ただし、例によってワイドに振りまわしてくれるのでボールが動いており、ハーデンがいなくなると窮屈になったシクサーズでもあります。

そういやディンウィディのところがハーデンなら成立しそうなんだよね。本人は絶対に嫌だろうけどさ。ベン・シモンズ?なにそれ美味しいの?

ところでエンビードを守っていたオニールは、エンビードが下がるとハーデンとマッチアップしました。忙しすぎるだろ。最終的に主力の酷使から疲れていったネッツと、ノロノロしている省エネハーデンによるだらだらオフェンスがシクサーズの強度を保ったようにも見えました。

キャメロン、ミカル、ディンウィディが40分を超え、ベンチからオニールも35分。起用する選手を絞ったらウィゴハにならず、失速することをシーズン中に学んだのかと思いきや、プレーオフになったら見事にやっちまったジャック・ボーンでした。

逆にリバースはロースコアで明確なリードを奪えない試合展開だったにもかかわらず9人ローテで戦いました。慌てることなくローテーションして最後まで緊張感を保ったぞ。それはリバースらしくない出来事だよね。ネッツのことを下に見ていたからできること。

そんな中、シクサーズで唯一40分オーバーのマキシーが活躍した試合でした。ただ去年のプレーオフと違い強引なアタックではなく、シュート力の高さを生かして落ち着いた点の取り方でした。ハーデンに身を任せつつ積極的な姿勢を忘れなったようなマキシー

〇マキシー
33点
3P6/13

気が付いたらマキシーとエンビードの1on1になって沈んだ昨シーズンなので活躍していくと危険なにおいがするマキシーですが、ドライブを控えめにしてスコアリング特化したことで、確率の良い得点に。ネッツ側も対処しにくかったです。ディフェンスも穴にならなかったし、チームの中で機能した試合でした。

プレーオフ① ネッツ@シクサーズ” への1件のフィードバック

  1. ネッツの苦しさばかりを感じる試合でした・・・。ディンウィディだけを責めるのかかわいそうだと思いますが、ディンウィディがメインハンドラーで、このオフェンスはちょっと厳しいですよね。うーん、もう少しネッツは善戦できるかなと思ったのですが、ほんとに勝ち筋がみえませんでしたねー。何かアイディアはあるのかジャックボーン!!

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